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おじなみの日記

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2020年07月12日
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カテゴリ:フォーク
このアルバムは地味な存在の印象ですが、名曲はしっかり何曲も収録されているアルバムです。
前作の「光る夢」を発売した時は大都市でのコンサートツアーもあって、
たしか梅田のSABホールで観ました。
「時は流れて」・・・名盤だと自信持って言えるアルバムです。


書く事が山ほどあるので、かなり長いブログになると思うので・・・





CDからiTunesに入れた「時は流れて」ばかり聴いていましたが、
今日はアナログ盤出してきてじっくりと聴いた。
このアナログ盤とCD、カセット、そしてシングル「TELL A LIE」全て同時発売でした。

A面
1曲目「悲想」       作詞・作曲 山崎ハコさん  編曲 森一美さん
2曲目「TELL A LIE」    作詞・作曲 山崎ハコさん  編曲 石川鷹彦さん
3曲目「ミス・ミス」    作詞・作曲 山崎ハコさん  編曲 石川鷹彦さん
4曲目「霧雨の街」     作詞・作曲 山崎ハコさん  編曲 青木望さん
5曲目「ロード・レース」  作詞・作曲 山崎ハコさん  編曲 森一美さん

B面
1曲目「時は流れて」    作詞・作曲 山崎ハコさん  編曲 森一美さん
2曲目「ワルツの猫」    作詞・作曲 山崎ハコさん  編曲 森一美さん
3曲目「紫の人」      作詞・作曲 山崎ハコさん  編曲 青木望さん
4曲目「挨拶」       作詞・作曲 山崎ハコさん  編曲 石川鷹彦さん
5曲目「夢の川」      作詞・作曲 山崎ハコさん  編曲 森一美さん

このアルバムからベスト盤などにほとんど収録されなかったのですが、
2006年発売の2枚組「山崎ハコ ゴールデン☆ベスト」にこのアルバムから4曲も収録されました。
「悲想」「ロード・レース」「時は流れて」「夢の川」の4曲。
アナログ盤のA面1曲目とラスト曲、B面の1曲目とラスト曲の4曲なので、
あまり何も考えずにレコード会社の人がチョイスしたのだろうと思う。
普通ならシングルカットされた「TELL A LIE」とそのB面の「挨拶」を選曲するんじゃないかな。
「山崎ハコ ゴールデン☆ベスト」のブックレットにハコさん本人の解説が掲載されています。
いくつかの曲解説に「この曲が選ばれてうれしい」とあるので、本人が選んだわけではないようです。
もちろんこのベスト盤に選ばれた4曲は名曲ばかりです。





A面
1曲目の「悲想」は、ベスト盤にハコさんが書いてる解説を読んで以前よりもより好きになった曲です。人知れず努力して生き抜いた人の事を歌っている曲だと思い聴いてましたが、
実はハコさん自身の「父親の死に想った事」をそのまま書いた歌詞だそうです。
自分の父親が亡くなった時に想った事と重なってる事が多いと今更ながら感じます。

シングルカットされた2曲目「TELL A LIE」は、誰でも一度は考えるような事を歌っているので
受け入れられやすいと思う曲。
プロモーションをもっとしっかりしていれば売れたんじゃないかな。メロディもアレンジも
心にすーっと入ってくるような楽曲です。

3曲目「ミス・ミス」は、この曲もシングルカットしてもおかしくないような楽曲です。
じっくり染み込んで来るAメロとキャッチーなリズムのサビのコントラストが最高です。
ハコさんの歌い方も凄く好きな曲。

4曲目「霧雨の街」はハコさんの王道的な楽曲だとも言える曲。
タイトルに「霧」が付く曲は「霧の朝」「霧雨の街」の2曲です。
「霧の朝」も死ぬほど回数聴いた曲で大好きな曲です。

5曲目「ロード・レース」はタイトルだけ見ると、ハコさん王道の3連ロック調のアップテンポの
楽曲を想像しがちですが、ミディアムスローのロッカバラードです。
ハコさんはベスト盤の解説に「実はとても好きな曲」と書いています。

B面
1曲目「時は流れて」は演歌にならないようにアレンジを苦労した曲だとハコさんは書いています。
「てっせん子守唄」の流れを汲むような和フォークです。
この曲、生で聴いてみたい曲。自分が行ったライブでは歌ってくれた事はなかった。

2曲目「ワルツの猫」
ハコさんの歌には動物や植物がいろいろ出てきます。
今、頭に真っ先に浮かんだのは「ブラック・テトラ」です。
この前書いた「BEETLE」はアルバム「未・発・表」のアコースティックバージョンが浮かぶ。

3曲目「紫の人」は宝塚歌劇の楽曲のようなタイトルです^^;
メロディーが美しく悲しくて引き込まれます。

4曲目「挨拶」は「ロード・レース」の所で書いたハコさん王道の3連ロックナンバーです。
シングル「TELL A LIE」のB面に収録された曲です。

5曲目「夢の川」
ハコさんの楽曲でタイトルに「夢」と付く曲は全て大好きな曲です。
それもタイトルがズバリ「夢」という曲がアルバム「歩いて」の1曲目に収録されています。
この曲は昔も今もハコさんの全曲の中で一番好きな曲です。
生で何度か歌ってくれた時は涙が止まらなかった。ハコさんの絞り出すよいうに歌い上げる中に
感じる想いや力にいつも感動します。

次に好きな曲はアルバム「光る夢」のタイトル曲「光る夢」です。
アルバムラストに収録されています。
この曲は歌謡曲のようなアレンジの大きなバラードナンバーです。
この曲もいつ聴いても心が震えます。

そしてこの「夢の川」です。
この曲の事をハコさんは「これはズバリ私の事です。子供の私が登場して、それを見つめている」
と書いています。

他にも「夢色電車」も好きな曲。横浜、川崎から大宮まで行く京浜東北線の青い電車を歌った曲。

「夢のおろろん」は胸に刺さるような歌で目を閉じて聴いてしまう曲。

「夢ん中」は最近の楽曲ですが、聴く度にいろいろと考えさせられる曲です。

「夢荒野」は8ビートアップテンポのウエストコースト風ロック。
1990年〜91年のライブではよく歌ってくれた曲です。ラストに歌う事が多かったと思う。
この曲は「さ・す・が」と同様にライブでは客席もノリノリになってた軽快な曲。
アルバム「SA・SU・GA」は全曲思い入れが強く大好きな曲だらけです。

最後は「刹那の夢」。2004年のシングルです。
ライブでは安田さんのアコギとカラオケ音源と同期させてハコさんが歌っていました。
カップリング曲「稲の花」と続けて聴くのがおすすめ。
「稲の花」はアルバム「なわとび」の2曲目に収録されてた曲ですが、
2004年にリレコーディングされたバージョンがカップリング曲になりました。

山崎ハコさんの楽曲は暗いのではなく夢や光がどこかに見える楽曲ばかりです。
重いテーマは多いのですが、「暗い」と茶化すのはまったく違う。
例えば暗い曲の代表のように言われる「呪い」ですが、
歌詞は「コンコン コンコン 釘を刺す」です。
普通、藁人形には「釘を打つ」のですが、ハコさんの歌詞は「釘を刺す」です。
そう言う恨んでしまうような自分に釘を刺して前を見ようとしている曲です。
ハコさんもこの曲を歌う時のMCでは何度かそんな話をしてくれました。
はっきり言って重い曲なら「呪い」の比ではないほど重い楽曲は山ほどあります。
でもどの曲も暗さを歌っていません。
自分が思う一番重い曲は「暗闇」です。アルバム「人間まがい」はある意味特殊なアルバムで、
映画「地獄」のテーマに沿って作られた曲が多いので、
他のアルバムと同様には語れないのかも知れません。

アルバム「人間まがい」の楽曲以外なら「黒いバス」が特に重い楽曲だと思う。
大好きな曲ですが、聴くといろいろ考えてしまう。特に今のコロナの状況下では特に・・・。

歌詞カード写真とシングル「TELL A LIE」は同じ写真。
シングル盤のタイトルは「テル・ア・ライ」とカタカナ表記になっています。



この「時は流れて」のアルバムで唯一の不満と言えば・・・歌詞カードの文字が小さすぎる事。
発売日に買ってきて歌詞カードを見た途端に「これは何の嫌がらせ?」って想ってしまった。
ハコさんの曲を部屋を最大限に明るくして聴く事なんてなく、照明を暗めにして歌詞カードを読みながら
聴くのが定番になってたのに、虫めがねでもなければ読めないほどに小さい文字。
特に視力が悪いわけでもなく、まだ20代前半だった自分でも読みにくい。
デザインした人は何か意図があったのだろうか?
シングル盤の歌詞カードの文字も同じポイントのフォントサイズです。
せめて一般的な10pt以上ないと薄暗くした部屋ではまったく読めない。
この歌詞カードの文字は5〜6ptなんじゃないかな。
視力が悪い人には絶対読めないと思う。文字も薄い印刷だし・・・。
デザイン担当した人・・・反省してほしい^^;

視力3.5ぐらいないと読めない。余白は山ほどあるのに・・・^^





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最終更新日  2020年07月12日 03時19分43秒


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