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2006.03.29
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カテゴリ:日本映画

  お人好しで夢見がちなひとりの女性が、様々な出来事に遭遇し、色々な人々との出会いを通じて新たな自分の人生を歩んでいく姿を描く。


  

  ちょっといい話ではないですか~ 好みです。
麻生久美子のプロモーション的な映画かと思いましたが、それだけでは終わらない、なかなか良く出来たほのぼの系恋愛&ドラマでした。

べっぴんさんな麻生演じるエイコは、優柔不断でお人よしでそのために多額の借金まで抱えている、一見だらしのない女の子。
なんだかな~と思いながら観るうちに、孤独や淋しさを抱え生きてきた本当の姿が次第に描かれていって、いつの間にかエイコが好きになってしまうという、なかなか上手い展開です。
内容も進めば進むほど良くなり、楽しめました。


借金の取り立て屋に追われ自宅に帰れないエイコは、社長を頼ってマンションを訪れます。
ところがそこに居たのは見ず知らずの初老の男。
江ノ本(沢田研二)と名乗るボケかけたその男に、人違いで招き入れらたエイコは、身分を偽ってその部屋で暮らし始めるのですが...

孤独で寂しい気持ちをつい買い物で紛らわせて、傷つきたくないから変に優しくて断れない、そんなエイコは借金だらけ。
なんとなく、この間読んだ宮部みゆきの「火車」を思い出しました。
どうしてそんな性格になったのかは次第にわかります。
そして、なぜ社長宅に江ノ本が居たのかも。。

男の人が代わりに荷物を持ってくれるだけで感激~そんなエイコが段々可愛くなってきて、明るい未来が見えたときには嬉しかった! 
優しくしてもらったことのない彼女がやっとみつけた幸せ。
ほのぼのしたハッピーエンドが好きでした。
たったひとりにでも、心から愛してもらえれたら幸せになれる。そういう気持って、だれにでもあると思います。

映画は初めての監督。作品は平凡だしスマートではないけれど、センスある展開が良かったです。音楽も好き。  
それにしても沢田研二が‘おじいちゃん’役とは驚きました。
当時55歳くらい? 恋愛に発展してもおかしくないくらいに見えたんだけれどな~ 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

監督  加門幾生
出演  麻生久美子 、沢田研二 、袴田吉彦 、南果歩 、玉山鉄二 、宇梶剛士







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Last updated  2007.08.29 23:13:09
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