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カテゴリ:よもやま話
自宅の北側の窓からふと外を眺めると、非常に立派な寺社の本堂が眺められた。
おっ、気がつかなかった、ありがたいことだと思っていると、今度は東照宮五重塔のような極彩色の塔が目の前に大きく出現。 さらに窓の左に目を転じると、マンションのすぐ脇を線路が走り、蒸気機関車が通り過ぎていった。 ハテ家の近くに線路があれば踏み切りとか通ってもおかしくないのにな、ということが頭をよぎったが、高架になっていて気づかなかったのだな、と思い直す。 近所がどうなっているのか、降りてみると、昔ながらの温泉地のような光景が広がった。 近くの駅は「宮町駅」とあり、非常にこじんまりとしたものだった。私は駅の写真を撮った。左に折れると、門前市が続き、人がごった返している。 そこを過ぎると寺のお堂があり、その脇の小川には非常に美しい、キラキラ光る魚が泳いでいるのが見える。 それをお堂の欄干から見ている男の子がいる。 その子は中学時代に顔見知りだった男によく似ていて、瞳が大きく理知的な顔立ちをしていた。私は、「君はSさんの息子さんではないかね?」と尋ねようとして、やめる。 そのような確率は非常に低いからである。 さきほどの市を通り抜けて家に戻ろうと思う。 市には、点心を蒸篭でふかして売ったりしている店があり、 「よかったら試食していってよ!」とか声をかけられる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 7, 2006 10:06:17 PM
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