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カテゴリ:よもやま話
出張で一日だけ広島市を訪問。
やっぱり暑い~。仙台は26度位だったけど、ここは33度まで上がった。 ただ、梅雨明け宣言はまだなものの、今日は快晴で、久しぶりに晴れ渡った空を見た。 写真はホテルの客室から見渡した広島市。 この都市の特徴は、110万人を超す大都市なのに、図書館、美術館、野球場、市民病院、総合体育館などの主要施設が分散せずに街の真ん中にドン!と固まっていること。しかもお城、お堀がこの街並みを引き締めている。 そして高度利用された建物が見渡す限り続いている。 これは街のあり方としては「コンパクト・シティ」といって都市のインフラ整備の効率がよく非常に使いやすい形であり、うらやましく感じた。 だが広島市ではこの一極集中型の都市構造に将来の不安を感じたのか、都心から5~10キロ北西に、「西風新都」という新しい都市拠点を官民共同で立ち上げた。 開発面積1400万平方メートル!居住、健康福祉、研究開発、製造物流などの機能を持つ総合拠点だ。 開発着手時期を見ると平成2年、3年あたりからはじまっており、バブル真っ最中の頃の計画なので、でかいでかい!!イケイケドンドンである。 私はこういう副拠点づくりはよほど気をつけなければと思っている。 張り付きが進めば進むほど中心部の求心力は衰えてしまうし、張り付かなければ大規模自然破壊のあげく、多額の不良資産が残る。どうもこの開発もそのパターンに陥る(あるいはすでに陥っている)気がしている。 写真は広島の繁華街の中心にあるシンボル的施設、「基町クレド」。 空間を大胆に使い、アーチ、流水、エレベーターなど配置構成の妙を感じさせるデザインはなかなか秀逸だ。 商業空間とホテルを結ぶ6階のテラス。 ここもキモチのいい空間である。 空の色がきちんと出るだろうか。 クレドに隣接する、広島リーガロイヤルホテル。 33階建て。施設、ホスピタリティともに広島を代表するホテルである(その割には料金もリーズナブル)。リーガロイヤルホテル広島 ホテルの朝食。こういう一流ホテルの和定食はだいたい例外なくおいしいもの。朝食に品数が多いというのは嬉しい・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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