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テーマ:温泉について(1677)
カテゴリ:遠刈田・鎌先・小原温泉(宮城)
ここの湯に入ったのは去年の冬だったと記憶しています。 長いミシミシいく木の廊下を渡って、奥のほうに「大浴場」はあります。 廊下の外は雪景色・・。 大浴場は2人も入れば満杯感が胸に溢れんばかりでしょう。 キリッと熱めの湯は透明・無臭ですがなぜか濃厚。おそらくこの湯船のサイズが湯の凝縮感間をかもし出しているのでしょう。 「名号」館というからには、浄土真宗あたりのゆかりがあるのだろうか。 私もその気になってナムアミダ~と唱えながら入浴。効くなあ~。 ここの玄関口が面白いです。 失礼なので写真は撮りませんでしたが、受付にハンガーで背広はつる下がってるし、ロビーというのかカウンターというのか土間というのか居間というのか・・。 まあ、接客、居住などの多機能が高次に並存しているハイパー空間ということに。 宿の人も温かく、通りすがりの私にも「昨日、雪のために裏山の木が倒れて電線が切れて停電になったんだよお」と話しかけてくれました。どうにも発展させようのない話題ではありましたが、この家族的な雰囲気は好きです。 さすがにここで湯治するのは意識の切り替えが必要ですが、いつまでもこのまんまの姿で続いて欲しい雛の宿です。 あと20年もしたら、ここに湯治に来たいので。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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