|
テーマ:温泉について(1677)
カテゴリ:蔵王温泉(山形)
若いころ、自由業の父とドライブに行き、気が向くとそのままいきあたりばったりで「えいやっ!」と泊まってしまうことがよくあった。
「つるやホテル」をはじめて訪れたのは私が学生のとき。 山形をあちこち走りまわっているうちに日が暮れかかってしまった。 ちょうど通りがかりに温泉街があったので、翌日の授業は「無かった」ことにして投宿(こういう旅行が本当はいちばん楽しい。ハズレも多いのだが)。 そのときは、まだ温泉オタクではなかったが、そのかわりに自動車オタクだった。 乗っていたクルマはフランスのシトロエンGS、1800ccの図体に1200ccのエンジン。 このクルマで蔵王のアップダウンを乗り切るのはなかなか骨が折れた。 「まあ、どこでもいいか」と温泉街の一番手前にある、この旅館に飛び込んだのであるが、これはアタリだった。 とは言っても、当時はこのような大規模なホテルでなく、とてもこじんまりとした旅館だった。 確か、風呂はあまり大きくなかったが大きな岩をくりぬいたような感じで、眺望が素晴らしく、またむせかえるような湯の硫黄臭が強烈な印象だった。 料理なども良く、とても満足して帰ったはずだ。 先日懐かしさもあって日帰りで再訪したときはその大きな発展ぶりに驚き、また風呂も大幅に拡張されていたことに年月の移り変わりを感じた。 (楽天トラベルHPより) 今回も日帰り客への応対なども大変良く、楽天トラベルで見ても全体的な評価がけっこう高い。 あの風呂の風情や強烈さは、だいぶ薄れてはしまったけれど・・。 5人ぐらいのグループでとまるならこういう規模の旅館も悪くないかなぁと思う。 蔵王温泉 五感の湯つるや<山形県> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[蔵王温泉(山形)] カテゴリの最新記事
|