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テーマ:今日聴いた音楽(75416)
カテゴリ:洋楽(ロック・クロスオーバー)
1976年にあのロック史に残る名曲‘HOTEL CALIFORNIA’ を生んだイーグルス後期の名ギタリスト、ジョー・ウォルシュのソロ・アルバム。
とにかく曲がいい、演奏がいいです。特にジョージ・ハリスンやロン・ウッドのアルバムに参加していたベースのウィリー・ウィークスとドラムのアンディ・ニューマークのリズム隊は心地よいノリとしなやかな変化を楽しませてくれます。 ホテル・カリフォルニアはスタジオ版なので比べるのもヘンですが、アルバムとしての魅力は、こちらのほうがはるかに上と思います。★★★★★! 1. Waik Away 2. Meadows 3. Rocky Mountain Way 4. Time Out 5. Help Me thru the Night 6 Turn to Stone 1.は学生の頃、同じサークルにこの曲が好きで演奏会のたびに演奏していたバンドがありました。 デイブメイソンの「All along from the Watchtower(見張り塔からずっと)」も十八番だったので、「ウォーク・タワーバンド」などと揶揄されていましたが、その気持ち、わからないでもありません。テーマが明快で、聴いてカッコイイだけでなく、演奏してても実に気持ちのいい曲なのです。さらりとしていつつシャキッと腰が入るというか・・。 ♪チャラリラ~というギターソロの出だしなんか、いつ聴いても「いいぞ~っ!!」って声をかけたくなります。 2.はイントロ、パープルのWoman from Tokyoを思い出します。 これもアメリカンロックの味わいたっぷり。 大草原の中を悠々とドライブしている雰囲気。 ドン・フェルダーとのツイン・ギターの掛け合いもよいです。 後半、にわかに空かき曇って雨が降りそうな雰囲気になるところが好きですだ。 エンディングのギターソロは、類型的だがやっぱこれしかないよな~という仕上がりでした。 3.ゆったりしたブルース基調のナンバーです。 ここではバンド全体のグルーブというか、ゆらゆらゆったりしたウネリ感を味わう。 リアルタイムで、あるロック誌の評論家が「椅子から転げ落ちるよ!」と言っていたのは、ここでのトーキング・モジュレータのプレイでしょう。 とにかく「普通の5倍はダシを入れました」というほどの濃厚なプレイです。 4、はちょっとドゥビーっぽいリフに彼独自のほどよい濁り加減のソロワークが乗って、これもゴキゲン。 いいなあ、このリズムのノリも。 ただ、このアルバムすべてにいえることなのですが、カッティングの方のギターの音量が大きすぎて、しかもかなりファズがかかっているので全体にザラザラした音質感があります。これが気になるんです。 5.はもとイーグルスのメンバーもゲストに迎え、しっとりとやっております。 いいなあ、このハーモニー。 6.劇的な名曲、イントロを聴いているだけでワクワクしてきます。 こうしてみるとうちの学校のサークルはアメリカンロック好きな人が多かったのか、この曲もいろんなバンドから「またか・・」という位さんざっぱら聴かされました。 ヘタでもあるていどカッコよく聴こえるというのもあったのでしょう。 (私もこの曲だったらギターをやりたい) これを一流のプロがやったらたまんないです。ロイ・ブキャナンの「You Are Not Alone」でのプレイも素晴らしくイイのですが。 /////////////////////////// Joe Walsh ジョー・ウォルシュ / You Can't Argue With A Sick Mind 輸入盤 【CD】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 8, 2011 05:49:55 PM
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