7月第5回‘64’
7月第5回‘64’おもしろかった。よくできたお話。かなりの部分、地方警察の広報の業務を基にした警察内部の闘いが多くて、(私は)少しだらけてしまったのだけれども、後半の事件によって、ぐっと刑事物の満足感がでました。残念なのは三上家族の事情が、私が思っていたのと違って、(私にもわかりやすい)明快なドラマが用意されてなかったことかな。横山さんの小説は、情報量としては私にはちょうど良くて、頭は付いていけました。(警察官僚と現場との闘いは刑事ドラマでもよく見てきたからですかね。)時間があったら、横山さんの他の作品も読んでみようと思います。64(ロクヨン) 上 (文春文庫) [ 横山 秀夫 ]64(ロクヨン) 下 (文春文庫) [ 横山 秀夫 ]【中古】 64−ロクヨン−前編(通常版)(Blu−ray Disc)/佐藤浩市,綾野剛,榮倉奈々,瀬々敬久(監督),横山秀夫(原作),村松崇継(音楽) 【中古】afb映画だと主役の三上は佐藤浩市さん、ドラマだとピエール滝さんなんですね。私が読んでいて時々頭に浮かんだのは、國村隼さんがもう少し若ければなぁ~と。(最近NHKの芋たこなんきんの再放送見ているせいでしょうけど)映画版の三上あゆみが、芳根京子さんはないわ~。原作と全然違う設定なのかな。(昭和顔の父に似たことをコンプレックスに抱いている娘なのに、芳根京子さんの美形は全然違うよね。)映画を見てみたくなりました。(映画より評判が良いドラマ版はいろいろあって観るのは難しいそうですし。)