4月第5回‘集団左遷’
4月第5回‘集団左遷’TBSドラマ、福山さん主演の‘集団左遷’の元になった話し。ただ、もう1冊‘銀行支店長’もドラマの元になっています。だから、この‘集団左遷’は銀行の話しでなく、不動産屋さんの話し。福山さんのドラマ‘集団左遷’はけっこう明るめの雰囲気があり基本的には池井戸さん原作のドラマに似ている感じがします。この元の原作‘集団左遷’はそんな気で読んでしまうと(私はそうでした)結末が全然思っているのと違って、正直なところモヤモヤしてしまいました。けっこうクールな終わり方でした。江浪戸さんの本は初めてなので、他の作品もこうなのかはわかりません。早く次の‘銀行支店長’を読みたいところですが、市の図書館では順番待ちでまだ読めません。ちなみに、よくよく考えると、ドラマの‘集団左遷’では、もともといた蒲田支店の行員さんたちは左遷されてきたわけではないですよね。原作はみんな左遷されて新しく設けられた部署に来ているので題名に偽りはないのですが。まあ、題名の刺激性では‘集団左遷’は良いですものね。集団左遷 (講談社文庫) [ 江波戸 哲夫 ]