12月第4回‘四畳半タイムマシンブルース’
12月第4回‘四畳半タイムマシンブルース’おもしろい。でも、私が映画‘サマータイムマシンブルース’も見ているので、細かなネタについて大体知っていたため、少し面白みは半減だったかも。期待が大きかった分、少し残念。この小説を読んでから映画を見た方が良いかも。(でも、タイムマシンで行ったり来たりするのは映画の方が理解しやすいので、映画を見てから小説の方が、その辺りはわかりやすい。)‘四畳半神話大系’のパラレルワールドのなかのもうひとつの世界ということでしょう。出てくる人物たちは相変わらずのハチャメチャぶりですが、今回はより明石さんが活躍しているような気が私はしました。私の中で明石さんはもっとミステリアスな感じだったのですが、今回はけっこうキャラが知れたような気がします。ちょっと気になったのは、恋の行方。‘サマータイムマシンブルース’だと、将来的に瑛太さんと上野樹里さんの役の男女はくっ付けないというネタになっていたと私は記憶していた(だから少しほろ苦くて深いと思っていた。)のですが、‘四畳半タイムマシンブルース’だと成就した恋となるので、上手く行きそうですよね。(成就した恋は語るに値しないから、本当のところはわかりませんが。くっ付けば成就というわけではないのも恋ですし.....。)今一度、映画‘サマータイムマシンブルース’も見て確認しておきたいところです。四畳半タイムマシンブルース [ 森見 登美彦 ]サマータイムマシン・ブルース【Blu-ray】 [ 瑛太 ]ムロツヨシさんも出ている。真木よう子さんもまだ初々しい。まだ未見の方は是非。お勧めの映画です。