10月第6回‘しんせかい’
10月最終日‘しんせかい’今月は細かく本を借りたので、6回まで延びた。‘しんせかい’ 2016年下半期 芥川賞まるで独り言をずっと聞かされているような感じを私は受けました。時々、現実なのか夢のことなのかわからなくなる。よくはわからないけど、こういう感じの話し(内容ではなくて)が芥川賞を取るということが‘しんせかい’なのかも。題名の妙かもしれません。ただ、著者は私と変わらない世代なので、それは意外だったり。主人公の雰囲気は、私より若い世代風なのですが、若者は昔からそうなのかもしれません。(年寄りからみると、みんなこんな得体の知れないのが、若者なのかも。)しんせかい [ 山下 澄人 ]‘コンビニ人間’、‘しんせかい’と芥川賞をとった作品を続けて読みましたが私は直木賞の方が合っているのかもしれません。ただ、直木賞の作品は題名に惹かれないのです。私の薄い知識のなかにすべりこんでくるような題名でないと、本を手に取るところまでいかないわけですね。