7月第5回‘ノーサイド・ゲーム’
7月第5回‘ノーサイド・ゲーム’一気に読みました。私の後に35人も借りたい予約が入っているので。(もう、図書館に返してきました。)つまり、一気に読めるだけのおもしろさがあります。ただ、少し物足りなかったかも。意外に人間関係の深さを感じられませんでした。けっこう淡々と話しは進みます。後半になると、今までの池井戸さんらしい、人間関係の裏がちょっと出てきますが。まだ1回しか放送されていませんが、テレビドラマの方が、人間関係、特にラグビー関係の人々のドラマを掘り下げるかもしれません。(原作では君嶋の家族に関しても掘り下げられません。ドラマでは松さんが奥さんだし、子供もいじめられたりもしてますし、家族のストーリーがありそうですよね。)まだまだ登場人物たちのドラマを書けたのかもしれません。前、後編と2冊に分けるくらいで良かったのかも。逆にテレビのドラマがどう原作を越えていくか、いけるのか?楽しみになりました。ノーサイド・ゲーム [ 池井戸 潤 ]これからはちょっと落ち着いて本を読みます。また伊坂さんの旧作です。