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カテゴリ:地球環境、エコロジー
〔2023年4月8日付記〕 福島県三春町(3月27日) 平年であれば4月上旬頃に開花するが、今年は観測開始以来、最も早い3月下旬の開花。 長野県小諸市のでも3月29日、新潟市でも3月27日にと、いずれも観測史上最も早く開花。 海でも異変が・・・ 北海道では、サケ漁の際に温帯性のブリが網にかかるケースが出ており、2007年と比べ、ブリの漁獲量が6倍に急増。 異変の原因に…「海洋熱波」 こうした原因の一つとして指摘されるのが、数日から数年に渡り、海水温が急激に上昇する「マリン・ヒートウェイブ=海洋熱波」という現象。 さらに、海水温だけでなく世界的な気候変動の影響について、3月20日、国連のグテーレス事務総長は、改めて地球温暖化に警鐘を鳴らした。 生息地が失われ… 世界各地で、刻々と深刻さを増す気候変動…。 今世紀末には3.4度上昇? 3月20日、国連の「IPCC=気候変動に関する政府間パネル」は最新の報告書を公表。その中で、今後対策を強化しなければ、今世紀末には産業革命前に比べ、最大3.4度の気温上昇になると警告した。 「3度上昇するというのは、極端な暑さとか、極端な大雨、極端に強い台風というのが段々その確率が上がって行く。南極の氷床が不安定化して、崩れていって海面上昇が加速するとか、アマゾンの熱帯雨林が勝手に枯れ始めていって(二酸化炭素の吸収力を失うとか)。そういうことが始まるポイントを超えてしまうんじゃないかと。その結果、やはり水とか食料が世界的に不足して、水・食糧資源の奪い合いになる…」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.04.28 07:42:44
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