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テーマ:旅の写真(3459)
カテゴリ:愛知、三重の旅
瀬戸、越前、信楽、丹波、備前と並ぶ日本六古窯に 数えられ、その中で最も古くて、最大の規模なのが 愛知県の知多半島の常滑焼であると言われている 常滑市のある知多半島中部では、焼き物に適す粘土が 豊富にとれる為、平安時代の後期から中世にかけ 「古常滑」と呼ばれる焼き物が生産をされ、船により 太平洋に沿って東北、 関東、関西、中国、九州など 全国各地の中世遺跡で出土をされているそうだ 戦国の世になると、茶の湯の流行によって常滑焼は 好まれなくなり、瀬戸焼などに押され衰退の一途を たどった しかし江戸時代後半になると、朱泥の急須や湯飲みなど 茶道具によって復興し、幕末には中国から導入をされた 技術の斜面に連房式登り窯によって、大量生産を始めた 明治以降は、陶管(陶製土管)や、タイルの生産を始め 産業資材など近代的な窯業分野において、全国屈指の 生産地に成長。茶器、花器、鉢、置物なども盛んだ 1924年に創立をされた「伊奈製陶」(INAX)は 便器など衛生陶器の分野において、全国第2位の シェアを占める大企業に成長をした そのINAXも全国に幾つも工場を設置をして、常滑の 本社工場は閉鎖をしたのを始め、常滑の中小工場の廃業が 相次いでおり、焼き物の街としての再活性化が叫ばれている その街のシンボルとなっているのが、巨大招き猫の とこにゃんである。う~~む、でかい! そして その大きさの対比の為か、小っちゃい猫ちゃんも 常滑焼の招き猫は、日本一の生産量を誇るそうである 名鉄の常滑駅からやきもの散歩道へ至る「とこなめ 招き猫通り」には、沢山の見物客も。なかなか楽しい アイデアかもしれない 美しい日本の歴史的風土準100選でもある迷路の ような「やきもの散歩道」をマップ片手に歩いて みるのも面白い。レンガ造りの煙突や窯、黒塀の工場 陶器の廃材利用の坂道などが、その角を曲がると現れる 一世を風靡した双子のザ・ピーナッツは常滑市出身で 名古屋市育ちだそうだし、名古屋弁のベテラン女優 山田昌もまた、ここの出身らしい 戦艦大和の乗組員から、絶大なる信頼を受けた四代目 艦長であった森下信衛も常滑の出身だ。レイテ沖海戦で 僚艦の武蔵が、満身創痍の被害を加えられて沈没した 状況下において、防弾チョッキを着用せず、くわえ タバコのままで、大和の進路や速力を指揮。ほとんど 被害を受けず、日本海軍屈指の操艦の名手といわれる レイテ海戦では漂流をしている米兵に対し、銃撃を加える 行為を強く制止した逸話も。戦艦大和に後任の有賀艦長の 着任後も、第二艦隊参謀長として引き続き大和に乗艦し 坊ノ岬沖海戦で、浸水し傾いた大和とともに沈みゆこうと した下士官兵や司令部付の士官に対し、森下は時に鉄拳を もって、また「若い者は泳げ」と叱咤し、軽挙妄動に走る 事ないように戒めたという ポストの上にもかわいい陶器が乗っていた 平成20年9月14日に愛知県常滑市で撮影 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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