テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:邦画-1990年代
★★★★
鑑賞No:00333 製作:1990年 監督:滝田洋二郎 出演:真田広之/薬師丸ひろ子/大地康雄 コピーライターの公平は、妻が自宅に見知らぬ男を連れ込んでいる現場に鉢合わせし、その男ともみ合いの上、階段から落ちて骨折し入院することに。しかし病室は大部屋で変人が多く、なおかつその隣のベッドには妻の不倫相手がいた。 さらには担当になった医者は新米研修医で、点滴すらうまく刺せない始末だった・・・。 個人的にはアイドル女優というイメージが強かった薬師丸ひろ子のイメージを一変させた映画。彼女のとぼけた迷演技が、とかく暗くなりがちな病院を舞台にしながら、大いに笑っても不謹慎とは思わせない雰囲気を形作っていた。 (この作品以降、チョットとぼけた、ほのぼの系のおかあさん役はハマリ役のような女優になったのではないかと思うのは私だけ?) 同様に二枚目俳優の真田広之もコミカルな演技が板についており、間男役の大地康雄や彼らを取り巻く入院患者ら個性ある脇役陣のお陰で、最後まで退屈しない作品に仕上がっている。病院を舞台にしたコメディといえば、この映画がまずは思い浮かぶ傑作ではないだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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