テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:洋画-2004年
★★★
鑑賞No:01263 製作:2004年 監督:ピーター・チェルソム 出演:リチャード・ギア/ジェニファー・ロペス 周防正行監督の大ヒット作「Shall we ダンス?」のハリウッド・リメイク版。 シカゴで弁護士をしているジョンは、仕事も家庭も順調で、何不自由のない生活をおくっていたが、何か物足らなさを感じていた。ある日、ジョンは帰宅の電車から見える社交ダンス教室の窓に佇む一人の女性を見つける。あまりにも美しいその女性に目を奪われた彼は、衝動的に電車を降り、そのダンス教室を訪れ、ダンスを習い始めることに・・・・。 基本的なストーリーラインはオリジナルの日本語版と同じ。しかし、日本版は人生に空しさを感じた中年サラリーマンが社交ダンスを始めることによってもう一度人生に希望を見出すところに主題を置いているが、本作はどちらかというと家族のつながりを深めるようなストーリーとなっている。主人公が中年サラリーマンということで、日本では多くの共感を得た部分もあるだろうし、草刈民代演じる物静かながら芯の強そうな日本人女性も、しがない中年男性が惹かれる理由としては説得力があったように思う。そういう意味では弁護士という職業、ジェニファー・ロペスが醸し出す肉感的な魅力という点からも、日本版とはちょっと違うイメージがあり、オリジナルの作品性の高さを再認識させられた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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