テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:邦画-2008年
★★★+
鑑賞No:01882 製作:2008年 監督:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 出演:成海璃子/永山絢斗/段田安則/犬山イヌコ 売れないアイドルの円城寺アヤメは、久しぶりに掲載されたグラビア頁が逆さに印刷されているのを見つけ、そのショックで雑誌を万引きしてしまい、捕まってしまう。そして、逮捕を免れる条件として一日署長を務めることになるが、アヤメの担当となった刑事の春樹はアヤメの元カレだった。さらに春樹には殺人癖があり・・・・。 地味な映画ながらブラックユーモア満載で、大笑いはできないが小笑い・苦笑いしてしまう作品。 複数の並行したエピソードも中盤以降、うまく絡み合ってきて面白いが、全体的にはありえないドタバタ劇のようで、真剣に観ない方が期待は裏切られない。 主人公の円城寺アヤメのエピソードもよいが、冒頭登場する段田安則演じるさえないサラリーマンのエピソードが突然の展開で完了するが、こちらのエピソードの広がりをもう少し見てみたかった。 さらに、地味な出演者たちの中で、チョイ役で麻生久美子や佐藤江梨子が出ていたので、もうチョット絡んで欲しかった。反面、奥菜恵は私の持つイメージを大きく打ち破る過激な演技でなかなかよかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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