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2012年01月23日
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カテゴリ:江戸・東京

 センター試験の行われた日曜日の神田古書(こしょく)店街は、人通りが意外と少ない。日祝祭日を休業日にする古本屋さんが増えたため。そもそも書店が多いのは、明治大学などの学生を当てこみ法律書を並べたことがルーツ。インターネットや電子書籍に押され、本のリサイクルが断たれる日が近い・・。

 神田駿河台は、古書店街の神保町を見下ろす丘陵地に位置する。三大予備校(SKY)のひとつ駿台予備校の総本山がある。センター試験を終えた受験生が解答合わせに、お茶の水駅方向から押し寄せる場所でもある。駿河台とは、江戸幕府が駿府の役人を住まわせたことに由来するという。

 現在は、駿河台と本郷台とが別れているが、昔は一帯を神田台地と呼んでいた。しかし江戸上水の必要からこの台地を掘割り、上水の用水路・神田川とした。神田川は、都会の中心を流れていながら全区間が開渠である。珍しいと言われているが、川に天井が無いのは当たり前の話ではあるが・・。

 駿河台の斜面には種々のビルが建ち並び、ともすれば方向感覚がなくなる。明大通りの坂が、歩く際の座標軸。この明大通り坂から南西方向へ下って行く坂がある。富士見坂の標識でそれを知ることができる。東京23区にあった23の富士見坂のひとつ。西日暮里のように僅かでも富士が見えればと思う。

神田古書店街の人通り 

写真-1 千代田区神田神保町の古書店街の様子。ひと頃の賑わいが懐かしい。

神田川に架かる聖橋

写真-2 神田台を堀割って出来た神田川。聖橋をお茶の水橋から眺める。

神田小川町の富士見坂   

写真-3 靖国通り・神保町交差点方向へ下る富士見坂。正面に富士山が見えるはずたが・・。

広重名所江戸百景 する賀てふ

写真-4 広重・名所江戸百景「する賀てふ」。駿河町の通りは、富士山方向に向き、呉服店の越後屋があった。

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Last updated  2012年01月23日 09時41分36秒
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