カテゴリ:土木遺産、歴史遺構
晴れた青空にひときは、映える横浜赤レンガ倉庫。横浜港大桟橋埠頭の西側対岸広場には、2棟のレンガ倉庫が東西方向に配置されている。南に面している赤レンガ外壁は、太陽を浴びるとますます赤く見える。
関東大震災で被害を受けたが以来修復と維持を続け、今日まで役に立ってきた。平成14には大掛かりな修復・保存工事を終え、赤レンガ倉庫群が再生した。1号館は展示室などの文化施設(建物面積1950m2)に、2号館はショピングができる商業施設(建物面積7800m2)へと変わった。 創建100周年を迎えた赤レンガ倉庫では、昨年4月に「ユネスコのアジア太平洋遺産賞」の授賞式が取り行なわれた。入念で繊細な修復技術、及び港町・都市再生のきっかけづくりになったことが評価されたのこと。 建物長さが150mにも及ぶ2号館倉庫内部には、約40店舗の「品物」が収まっている。外観から想像できない密度である。小生は小樽育ちなので、運河の倉庫内で営業する店舗を見慣れているが、ここ横浜は本格的だ。磯の香りがしないのが少し残念でもある。
写真-1 横浜赤レンガ倉庫2号とランドマークタワーを望む。青空に映える風景。 写真-2 ランドマークタワーから赤レンガ倉庫の2棟と大桟橋埠頭を眺望する。 写真-3 赤レンガ倉庫2号館のエレベーターホールの外壁状況。
写真-4 赤レンガ倉庫内の食堂で昼食。シーフードを中心にしたバイキングレストラン。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年03月18日 16時48分27秒
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