カテゴリ:江戸川
紅く染まった西の空にレンズ雲が出ていた。富士山が創り出す「吊し雲」のようだ。しばらく、そのレンズ雲ショーを江戸川土手から眺めた。おかげで散歩時間が長くなり、暗い帰宅となる。 富士山は独立した山であるため、ぶつかる気流が乱されて、いろいろな形の雲が出来る。目に付くのがレンズ雲。とりわり形の良い笠雲や吊し雲に遇うと得した気分になる。レンズ雲は、分類・命名されているようだ。20種類の「笠」と12種類の「吊るし」があるらしい。 レンズ雲が出来ると、天候が悪化する兆候と云われている。笠雲の出現率は吊し雲より3倍多く、1年に70回程度。夜間に発生するもの、短時間で消えて行くのもある。一般の人に眼に触れる確率は、かなり低いとされる。 流山からは途中のガスや雲で視界が遮られることが多い。そのため、吊し雲を普段、目にすることはめったに無い。冬の江戸川土手で観測されたが、翌日雨は降らなかった。
写真-1 竜巻のようなレンズ雲。富士さんが皿回をしているようだ。 写真-2 富士山頂にUFOが飛んでいるのかな・・。 写真-3 吊し雲が崩れて、日本列島のような形状に・・。
写真-4 レンズ雲が次々に創られる夕刻。 写真-5 風が弱い江戸川土手だが、上空は異なる気流があるようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[江戸川] カテゴリの最新記事
|
|