カテゴリ:世界遺産
高さ133mの断崖から流れ落ちる。1段の滝としては、日本一を誇る那智の滝。青岸渡寺(せいがんとじ)から那智の滝を眺めると、三重塔とのツーショットとなる。更に、名残の桜がわずかに見えた。
那智山青岸渡寺は、那智大社に隣接し、那智山の霊場として栄えた寺院。その昔、インドから渡来した裸形上人が那智の滝で修行した際、如意輪観音像を見出し安置した庵が青岸渡寺の始まりとされる。 戦国時代に焼失するまでは、如意輪堂と呼ばれていた。その後、豊臣秀吉が天正18年(1590年)に再建する。桃山時代の建築様式を残す本堂は、南紀最古の建築物で、国の重要文化財。 那智の滝を見上げる展望広場の中心に鳥居がたっている。滝そのものが那智大社別宮で、飛瀧神社の御神体である。滝の飛沫に触れると、延命長寿の霊験があるとの伝説がある。立ち入りが禁止されているので、滝の飛沫かかるほどの距離に近づけない現世である。 写真-1 朱塗りの三重塔と那智の滝。 写真-2 惜桜の奥に那智の滝がある。 写真-3 熊野山青岸渡寺の本堂。西国三十三霊場1番札所。 写真-4 飛瀧神社の御神体が那智の滝。 写真-5 杉木立の間から名瀑を観る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年04月27日 06時27分39秒
コメント(0) | コメントを書く
[世界遺産] カテゴリの最新記事
|
|