カテゴリ:江戸・東京
日本銀行本館向いの南館に「貨幣博物館」がある。国の文化財の重厚な石造り建物を観た後、お金の展示室を見学する。開館時間は9時半から16時半まで、入館無料。1階受付で荷物検査をして、2階の撮影OKエリアとモニターで予備知識を得て、展示室に入る。展示室内で撮影はNG。
日本でのお金の始まりは、7世紀頃とされている。和同開珎(わどうかいちん)が有名。渡来銭(宋銭、明銭)の使用などの変遷もあった。徳川家康が天下統一して、「お金」が全国的に流通した。そして幕末、欧米などと通商条約を結ぶ。貿易が本格化すると、日本の通貨を「円」となる。 西南戦争を経た明治政府は、欧米の横長の紙幣として、神功皇后の肖像画入りを採用する。日本銀行が設立されると、「大黒札」を最初に印刷する。明治21年に菅原道真、明治24年に藤原鎌足の肖像・日銀券が発行。変わったところで、昭和20年に二宮尊徳が1円券として、印刷された。
写真-1 日銀本館の向いの貨幣博物館。 写真-2 博物館の玄関を入ると荷物検査がある 写真-3 二階のギャラリーと巨大な石貨幣。 写真-4 説明モニターコーナと映像一部。 写真-5 お金の大きさを較べる冊子 写真-6 明治紙幣の顔、神功皇后、藤原鎌足、菅原道真、二宮尊徳など。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年09月26日 09時03分27秒
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