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カテゴリ:【いろいろ】
最近はmai placeの講座が週に3回もあっているせいか、mpとFUNが別の組織(当たり前だが)だと感じるようになってきた。 もちろん、どちらかに属している学生は、全く別のものだと思って当然だが、私はどちらでも自分が作った講座を提供しているため、なかなか区別が付きにくい。 私なりの区別といえば、FUNでは古着、mpではやや正装めいた格好というものくらいしかないが、FUNとmpでは何が違うかを、ゆっくりと考えてみた。 まず、これは始まったばかりだから鮮明に感じることなのかもしれないが、mpの講座は圧倒的に九大の学生が多い。 FUNは西南が多いが、mpは九大が半分くらいだ。 そして、mpは男子学生の方が多い。 長年、女子大生が衆議院の自民党状態だったFUNを見てきた私は、ちょっと驚いている。 FUNはサークルだが、mpは私塾だ。 サークルには共同の活動があるが、私塾にはない。 どんな区分を設けるかは、社長の大月さんが決定することだから私は口を挟まないが、どちらかというと、FUNよりmpの方で、私は大月さんに厳しい。 というより、運営スタッフである学生にも厳しい。 これはやはり、「仕事だ」という責任感のためでもあるだろうが、運営スタッフは全員FUNの学生であるために、言うべきことも言いにくい場合もある。 別に誰がどう悪いというわけではないが、サークルと仕事の区別というのも、同じ人間がやっているとなかなか難しいものだ。 私は両方の組織において、全ての教育を担当しているから、存在感も発言力もそれぞれ大きいと思う。 FUNはまだ取材や雑誌、各種自主勉強会など、先輩が後輩を導くシステムが完備されているが、mpは始まったばかりで、手探りの面も多い。 FUNは実質的に安田君が立ち上げ、私がゼミ、取材、雑誌の全てを作ったサークルだが、mpは大月さんが作った事業所だ。 だから、mpではなかなか意思表示しにくい。 これがいい、あれがいい、これが正しい、これが間違っていると、FUNほどは言いにくい。 FUNでは顧問だが、mpでは、コンサルタントのような立場で関わるのが良いのだろうか。 私は自分の会社も持っているが、ここ数年は完全に休眠状態で、会社名義の仕事はもうやってない。 何をやっても食っていける人間なので、自分が何の仕事をしているかはあまり気にしたことがない。私はただ、身近な人のために働いてきただけだ。 私は創業者に憧れてきたが、実は教育者や学者の方が合っているのではないかと、ここ2、3年はよく考えている。 二つの組織を見ることで、また、卒業生の起業を手伝う中で、自分の適性もより明確に見えてくるのではないだろうか。 「自分は何に合っているのか」。 私は何をやっても、人並み以上の結果を出す絶対的な自信があるが、最近は初めての就職に臨む学生のようなことをよく考える。 「やりたいこと」じゃなく、「やるべきこと」だけを優先して20代を走り抜いた反動だろうか。 FUNとmpで、じっくり生き方を考えていきたいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.29 02:11:20
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