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カテゴリ:ビワ
ビワの摘果をしました。 当地の今年の冬の最低気温は-4.1℃。
昨年の最低気温は-7℃でビワは全滅し無収穫でした。 数年前までの暖冬の時は問題無く収穫出来ておりましたので、ビワにとっても冬の寒さは相当堪えるようです。
さて今年ですが一言で申しますと今年も厳しい。と言うことになります。
今年は品種によって大きな差が出ました。 これくらいの寒さであればこの品種で大丈夫。この品種は無理。そのあたりは把握出来ました。 同じ寒さでも木にの上と下では状況が全く変わって来ます。霜に直接当たるか当たらないか。大きな別れ目になります。
『大五星』 木の一番上部。霜が直接当たる所です。 全滅。
花穂全体が少し黒ずんで見えます。 花穂を割ってみます。
『クイーン長崎』 こちらも大五星同様厳しい状況です。 上部の花穂の様子。
ほどいてみます。 頼りない幼果がかろうじて残りました。 良果はとても期待出来そうにありません。
大五星とクイーン長崎は中段から下。 上段の葉っぱで隠れた部分。霜に当たりにくい場所のものは若干生き残りました。 上段の葉っぱで何とか助かった大五星。 貴重な幼果です。
『早五星』 こちらは良く耐えてくれました。 一番上部でも何とか生き残っております。
私の場合、ビワの摘果は4果残しにしております。 そこそこ肥大する大きさが4果残し。収量を考えてのことです。 早五星だけは今年4果残しを実践出来ました。
基本寒さに強いビワは無いと思います。 一番寒い2月に幼果がどれだけ成熟しているのか。 この要素は大きいように感じます。
早五星は早生種です。 例年花が咲き始めるのも早いです。 受粉も早いと思われます。 寒さに早めに備えられるかもしれません。 厳しい冬ほど早生種が強いのかもしれません。 今後剪定方法も考えなければなりません。 上を捨てて真ん中を残す。 今年は参考になりました。
早五星。良く耐えてくれましたね。 昨年チャレンジ出来なかった100g超え。今年はチャレンジ出来ます。 かなり無理っぽいですが。 それぞれの品種で少しだけ試してみます。
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