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スイカが体内毒素を排出、活性酸素の除去をサポート!
最近は「解毒」がブーム! 先週の「あるある」でデトックス(毒抜き)について特集されていましたが なんと!夏の定番!「スイカ」にこの効果があるんですよ! スイカは果肉の約90%以上が水分なので、栄養価が低いように思われがち。 でも、古くから漢方などでは利尿作用があってむくみや高血圧予防に 効果があると知られていました。 また、最近の研究で体内の毒素や有害物質を排出し、 抗酸化作用などの働きがあることも分かってきました。 ★スイカの解毒作用と抗酸化作用 【有害物質を解毒し、肝臓の機能を強化!】 ついつい暑くて冷たいビールばかり飲む、甘いものばかり食べるなど、 食生活が乱れていると肝臓にも負担をかけます。 肝機能が低下すると、代謝が悪くなって栄養の供給が滞り、 毒素や老廃物が排泄されずに溜ってしまい、ひどくなると疲労感やだるさを感じます。 スイカに含まれる「グルタチオン」は、アミノ酸の一種 (グルタミン酸、システイン、グリシンから成るトリペプチド)で、 有害物質を体内で解毒する肝臓の機能を強化する作用が認められています。 【利尿作用を促し、腎機能を高める】 腎臓は尿を作り出す臓器で、尿中の老廃物を濾過する働きもあります。 この働きが低下すると、尿がうまく排泄されず、老廃物が血液を巡ることになります。 スイカは、古くは漢方や民間療法でも、利尿作用があるので むくみや解毒に役立つ食べ物とされてきました。 スイカには、「シトルリン」というアミノ酸を含んでいます。 「シトルリン」は体内に吸収されると、体内で発生する猛毒のアンモニアを無害な尿素に変換させて排泄するように、尿の量を増やして排尿を促す働きがあります。 またスイカには「カリウム」が豊富に含まれています。 この「カリウム」は、体内の余分な塩分を排出し、利尿作用があります。 「カリウム+シトルリン」の働きで、 スイカを食べると利尿作用が高まり、腎臓の働きを正常にするので、 むくみをとり、腎臓病、膀胱炎、高血圧の予防などに効果が期待されます。 **注意!!** 腎臓・肝臓に疾患のある人、糖尿病の人などで、 食べ物に制限のある人は医師の指示に従ってくださいね。 【活性酸素からカラダを守る抗酸化成分】 紫外線のきつい夏の日差しを浴びると、身体に活性酸素も発生しやすくなり 疲れるだけでなく、シミなどの原因にもなります。 トマトに含まれている「リコピン」は、 活性酸素によるシミを防ぐことでよく知られていますが、 実はスイカの赤い色も「リコピン」によるものです。 しかも、スイカに含まれているリコピンの量は、 一般的な生食用トマトより多いのです。 また最近「シトルリン」にも強力な抗酸化成分であることもわかりました。 「リコピンとシトルリン」のダブル効果で、スイカの抗酸化活性は、 トマトの1.7倍になると報告されています。(「日経Health9月号より) 【夏バテ解消に役立つ栄養が豊富】 スイカには、他にも免疫力を高めるβ-カロチン、 疲労回復に役立つビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カルシウム、リン、 鉄等のミネラル、アルギニンなどの成分を含んでいます さらにスイカに含まれる糖分は、 果糖とブドウ糖でエネルギーに素早く変わるため、 夏バテで疲れた身体へのエネルギー補給にはぴったり。 暑さと紫外線で夏バテしやすい時期には、 必要な成分をしっかり補う食べ物が旬を迎え、 私たちの健康をサポートしてくれます。 旬のものを食べることは、自然とカラダをいたわることにもなるんですね。 **注意** 果糖は冷やすと甘みが際立ちおいしいのですが、体を冷やす作用もあるので 冷え性の人やお腹が緩い人などは、食べ過ぎに気をつけください。 【スイカは、丸ごと食べられる。】 中国では、スイカは、捨てるところがない果物とされ、 皮や種まで丸ごと食べられているとか。 利尿作用は、なんと果肉より皮が強いと言われています。 日本でも昔は皮をお漬け物にしたりしていました。 皮は薄切りにして炒めたり、煮て食べることもできます。 種にも、脂質やタンパク質、リノール酸、カリウムが多く含まれています 中国で食べられているスイカの種は、日本のスイカの種より大きいですが、 ひまわりやかぼちゃの種同様に、炒って塩味等をつけたものを殻を割って 中身を食べたり、お茶に利用されているそうです。 無駄なく食べれば、体によい成分をとれるだけでなく、 生ゴミも減らせていいですね。 【おいしいスイカの見分け方】 見分けるコツは、色、音、お尻のカタチの3つ。 ●色は緑色の部分と縞の黒い色がそれぞれ濃くはっきりしていること。 ●音は「ぽんぽん」と響く音がしたら食べ頃。 「ボンボン」と鈍い音がしたら熟れすぎ、もしくは落としたりして 果肉がくずれているかも。 「ピンピン」と軽く高い音がしたら若すぎる証拠だ。 ●お尻のカタチ。お尻にある花落ちの部分が小さいものが良い。 【おいしいスイカの食べ方】 ●スイカは冷やし過ぎても風味が落ちるので。 冷やす温度は15~17℃くらいが目安。 ●切り方も工夫が必要。黒い縞の部分は、スイカのいわば血管。 この縞の道筋には種が並んでいることが多いので、切るときは縞の部分を避けること。 スイカは真ん中がいちばん甘いので、みんなに行き渡るように切り分けるのがコツ。 ●スプーンを使用した場合、 スイカの細胞を破壊して食べることになりますので、 直接かじったほうがおいしく感じられます。 【スイカの簡単レシピ】 ■果肉は「スイカ糖」にしてノドが痛いときに そのまま食べてももちろんノドを潤してくれるのですが、 民間療法として知られているのが「スイカ糖」。 スイカの絞り汁を煮詰めたものです。 熱を加えてもスイカの効用は消えません。 むしろ煮詰めることで、有効成分が濃縮され、より効果が高くなると言われています! ノドが痛いときや痰が出にくいとき、体がむくんだとき、また腎臓病にも良いとされているので、 夏の間に作っておいて常備薬として活用しては? 作り方は簡単! 1.果肉を絞る。 2.絞った果汁を鍋に入れ、コトコト煮詰める。 3.水飴状になったらできあがり。 より効果を高めたい時には種も一緒に入れて作ると良いそうです! スイカ糖の商品はこちらで ■捨てちゃダメ!スイカの皮は漬け物やスープに ・皮の甘酢漬け スイカの皮・・・ 適宜 塩・・・少々 酢・・・カップ1/4(50cc) だし汁・・・カップ1/4(50cc) 砂糖・・・大さじ1杯(10g) 味醂(みりん)・・・大さじ1杯(10g) 1.スイカの皮、白い所を利用。 2cm幅に切って塩をまぶし、1時間くらい冷蔵庫におく 2.酢にだし汁・砂糖・味醂をたし、甘酢を作る。 3.スイカの皮の水気を絞り、甘酢に漬ける。1時間後に食用。 ※ 1.を水切りし、味見をして塩の不足を補い 青じその千切りを散らしてもおいしいです。 ・スイカの中華スープ 1.スイカの皮の緑色の部分をむき、適当な大きさに切る。 2.干し貝柱をぬるま湯で戻す。 3. 鍋に鶏ガラスープを入れ、沸騰したらスイカの皮と干し貝柱を入れて 3~4分煮る。 4. 塩・こしょうで味を整えてできあがり。 ■種はお茶に、干しておやつに 中国ではスイカの種を干しておやつづくりに使っているそうです。 また、漢方では解熱作用、潤腸作用、イライラを鎮める鎮静作用があるされています。 1.スイカの種をカラ煎りする。 2.カラ煎りした種をカップに入れ、熱湯を約200cc注ぐ。 3.好みによってハチミツを加えれば、種茶のできあがり。 さあ!あなたもスイカをおいしく食べて、夏バテを解消しましょう!! all about「食と健康」ガイド記事2005/08/10 ******************************************************* 「見つけた!身体にいいこと!マガジン」発行中 「あるある」「おもいッきり 」などTVで話題の健康&ダイエット情報を 毎週月曜日にあなたにお届けします。 登録はこちらから↓↓ バックナンバー http://doremi3.com/diet/mailmaga-toroku.html ******************************************************* 人気blogランキングへ お気に召したらクリックをよろしく!励みになります♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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