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どれみ♪♪

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2008/01/06
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カテゴリ:健康最新情報?!
 「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ 
すずな すずしろ これぞ 七草」

古くから歌われてきた春の七草ですが、
どんな植物なのでしょうか?




クリックすると拡大されます。


★春の七草の由来


1月7日の朝に七草粥を食べる風習は、平安時代からあったようです。

清少納言の「枕草子」には、
”七日の若菜、六日、人の持て来……”という一文があります。

正月6日から7日にかけての行事で6日の夜はヒイラギなどの
刺のある木の枝や、蟹のはさみのようなとがったものを戸口にはさんで
邪霊を払い、七草叩きといって、唱えごとをしながら七草を包丁でたたき、
粥を炊き込みます。7日の朝、歳神に供えてから家族で食べると
万病を払うとされていました。

5世紀頃に記された中国の書物には、正月七日に七種の菜で
羹(あつもの=吸い物)を作って食べれば万病にかからないという
風習があると書かれています。

それが日本へ伝わり、七種の穀物(米、麦、粟、稗、黍、大豆、小豆)で
作った七種粥を食べる風習と混同されて、
邪気を払う「七草粥」になったといわれています。


ただし、本来は旧暦の1月7日の行事ですから、年によって違いますが、
1月の終わり頃から2月の後半ですね。
ちなみに、今年は、2月13日(水)になります。


でも、正月のごちそうで弱り気味の胃を休めるという知恵から始まった
という説もありますので、新暦でいただくのもいいのではないでしょうか。


★春の七草は薬膳料理


春の七草は、薬効成分やビタミン類などを含み、体にとても良く、
日本人の知恵が生んだ薬膳料理といえるでしょう。
家族の健康のためにも末永く伝えていきたい行事です。

今は、スーパーでも七草セットが売られていて簡単に手に入りますし、
全種類揃っていなくても、大根やカブ、セリを入れるだけでも
おいしく食べることが出来ますね。

7日には、ご家族で七草粥はいかがでしょう。


★春の七草の植物

昔は、道や田んぼの周りで普通に見られた植物ですが、
最近は、余り見かけなくなってしまいました。


1.せり セリ(セリ科)

湿地で、せりあって生えることからセリと言われるようになりました。
多年草で、夏に小さな白い花が集まって咲きます。
特有の強い香りが食欲をそそります。


2.なずな ナズナ(アブラナ科)

二年草で、冬の間は葉が地面にへばりつくように広がっています。
春に茎が立ち始め、白い十字形の花をつけます。
花の咲いた後の実が逆三角形で三味線のバチに似ていることから
ぺんぺん草とも呼ばれています。


3.ごぎょう ハハコグサ(キク科)

日当たりの良いところにかたまって生える二年草。
草全体が白い毛におおわれており、茎は根元から株のようです。
春黄色の小さな花を茎の先にたくさんつけます。


4.はこべら ハコベ(ナデシコ科)

二年草で、早春の頃、先に小さな白色の花をつけます。
小鳥が好んで食べるのでヒヨコ草ともいいます。


5.ほとけのざ コオニタビラコ(キク科)

田平子(たびらこ)と書きます。
冬、水田などの土にへばりつくように葉を広げている二年草。
3~5月に直径1センチ程の黄色の花をつけます。


6.すずな カブ(アブラナ科)

ジアスターゼを豊富に含んでいて、消化によいとされ、
古来から盛んに栽培されてきた主要な野菜の一つです。


7.すずしろ ダイコン(アブラナ科)

ビタミンCと消化に良いジアスターゼを含んでいます。
辛味成分で抗酸化物質のメチルメルカプタンやイソチオシアネートが
含まれているので、ガン予防にもなるとされています。
葉にはカロテン、ビタミンCやE、カルシウムなどが豊富に含まれています。

写真はこちらで



★七草粥の作り方


【4人分】
米 ( 1.5 カップ ) 水(7カップ) 春の七草 (1パック)塩( 少々)

1.米は研いでから1時間ほどつけます

2.大き目の土鍋で、ゆっくりと40分ぐらい炊きます

 このとき、かき混ぜないようにするのがポイント。粘ってしまいます。

3.洗って細かく切った七草と塩を入れ、ふたをして5分ほど蒸らします。

大根など硬いものは少し早めに入れるか、あらかじめ下茹でしておきます


★応用


野菜をたくさんとりたい時は、にんじんや三つ葉、ほうれん草、白菜などを
足して野菜いっぱいにしてもおいしいです

コンソメ味で最後にとろけるチーズをぱらぱらと入れる、洋風粥も
こくがあっておいしいです。

冷ご飯を水洗いして、七草をいれ約10分ほど炊けば、
簡単に七草粥(雑炊)になります。忙しい方はどうぞ!!








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Last updated  2008/01/06 08:02:26 AM
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