横浜泥酔

地下鉄　阪東橋から程近い、浜のアメ横「横浜橋商店街」を医大方面に抜け、さらに全長50m程の小さい商店街「三吉橋商店街」を抜けると、中村川がある。その川を向こう岸に渡ると、、、

そこは、簡易宿泊所が軒を連ねるドヤ街と呼べれている下町、中村町！

右手にある、安くてディープなフライ屋「三吉橋フライ」を通り過ぎて１０ｍほどの先にある中華料理屋「幸楽苑」に行ってきました！

この辺は独自の雰囲気があり、昼間はいいですが夜に出歩くのは、慣れた人でないと難しいかも知れません。

そんな濃い町、中村町にある中華料理屋さんなのですが、ずっと前から気になっていたけど、中がまるで見えなくて、とても入り難い！

とはいえ、一度気になったお店には入らないと、気が済まないタイプ！

店頭のメニューを見てみると、中華料理の他にもお弁当などを販売していて、これがまた激安なのよ！

結局、恐怖心よりも好奇心の方が上回ってしまい、「ええい、ままよ！」とパンドラの扉をガラガラーっと開けてみました。こんばんは！（とって食われる訳では無いしね！）

店内はカウンター席が5席ぐらいに4人掛けのテーブル席が2席。

てっきり、怖い人達が酒盛りでもしているのかと思いきや、普通に地元の年配夫婦のお客さんがいて、ちょっと拍子抜け・・・気合を入れて入店したのですが・・・

経営者の方は、愛想の良い上海出身のご夫婦と言うことですが、この日は女将さん一人で切り盛りされています。

前のお店で少し食べてきたので、軽めに紹興酒一合（300円）を注文。

ほとんどの定食類が600円という激安価格の中、さすがにご飯ものを食べる余裕は無いな！と思い、酒のアテになるメニューを探索！

頼んだのは「焼きそば（400円）」

見た目は普通の焼きそばですが、出来合いのものでは無く、ちゃんと野菜を切るところから作ってくれた焼きそばは、酒のツマミにピッタリ！

とはいえ、この時点でかなりの満腹状態！さすがにこれだけで帰るのは、ちょっと悪いかなと思い、お弁当なんてものを注文してみます。

注文してから、白身のフライを揚げ立ての状態で提供された「のり弁当」はなんと！260円！！

横浜橋商店街のお惣菜屋でも、この価格は難しいのに、ご飯は炊きたてだし、フライは揚げ立て！ボリュームも言うことなしで、これはCPが良いお弁当ですね！

まあ、下町なのでこのぐらいの価格でないと、難しいのかとは思いますが、それでもかなりのお値打ち価格！

労働者の町、万歳！また伺いますね！！

幸楽苑 （中華料理 / 阪東橋駅、黄金町駅、伊勢佐木長者町駅）

夜総合点★★★☆☆ 3.3