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カテゴリ:伊勢佐木町界隈
この日は、前から気になっていたディープなお店をに行って来ました。 場所は関内駅から伊勢佐木モールに入り、細い路地に入ったところ。路地の並びには老舗の「野毛おでん」や「天ぷら 登良屋」が並んでいるのですぐに分かると思います。 目的のお店の下には、擦れた字で「横濱三大立ち飲み」という看板。 一店目はこちらのお店「鞍馬」。そして、他の二店は関内にある「ミトリ銘酒コーナー」と野毛の有名な「福田フライ」!どれも、かなり古くからあるお店! お店のある怪しいビルを見上げて見ると、3Fに紳士の立ち飲み「鞍馬」の看板、、、2Fにある立ち飲みは、たまに見かけけますが3Fというのは珍しい。 でも、サクっと呑んで次のお店に行くのが立ち飲み屋の基本だけど、3Fでは気軽には入れ無いんじゃないかな?さっそく、階段を登って怪しいビルの中へ。 古めかしい年季の入った階段を登っていくと、2Fの柱に手書きで「あと一歩です」という看板。ますます怪しい、、、さらに上へ、、 3Fに上がると、中の見えない怪しいドアを発見!ドアには年季の入った紙で「立ち飲み三原則」という文字が書かれている張り紙。 内容は ・人にやたら話しかけない ・他人におごったり、おごられたりしない ・人の名前や仕事を聞かない これまた、入店するのにハードルを上げてくれる!まあ、基本的には、どんなお店に行っても、この原則を守っているので大丈夫なはず! でも、、この張り紙を見て引き返しちゃった人は相当いるはずですね!イザ、入店!! 店内は壁一面に木の板が貼られている内装で、とても落ち着いた雰囲気。もっとディープで凄いものを想像していたのだけど、ちょっと拍子抜け・・・ 思ったより広い店内は、壁際に4人ほどのスペースがあるカウンター。 中央には6名ぐらいが立って呑めるテーブル。さらに奥にある小さい厨房の前にもカウンターがあり、10名以上入っても、余裕があるくらいの広さ! 厨房の中には、白髪の男性一人で経営しているお店のようです! 恐る恐る、厨房前のカウンターに行き、「ウーロンハイ(400円)」を注文。 お金と引き換えにお酒を取りに行くと、「初めて来たのかい?」という優しい店主の声。あらら、お店のイメージが全く違った印象でビックリ!だって、気軽に声を掛けるなという張り紙がしてあったから・・・・ ちなみにお酒は、「サワー類(400円)」、「生ビール(570円)」、「ホッピーセット(460円)」、「電気ブラン(450円)」と立ち飲みにしては、少し高めの値段設定! フードはこのお店の名物と思われる「栃尾揚げ(290円)」を注文。 新潟県栃尾名産の油揚げらしく、通常の油揚げよりも厚みがあり、醤油を掛けて食べるととても美味しく、お酒のつまみにピッタリ! ちなみに他のフードは 「湯豆腐(190円)」、「カレイ唐揚げ(320円)」、「ポテサラ(290円)」「ぎょうざ(330円)」、「鴨(300円)」、「ソーセージ(330円)」などが揃っていて、フード類は普通の価格でしょうか? 一杯目を飲み終わったところで「紅茶ハイ(400円)」を追加注文。 客層は、スーツを着た年配のサラリーマンが多い。その中のとても上品な、役員風の常連さんが話しかけてきたので(笑)話を聞いてみると、このお店には20年以上も通っているとの事。 なるほど!20年前といえば、まだ立ち飲み屋なんて世間から認知されてない時代。そのころから営業していたということで、横浜三大立ち飲みの内のひとつに入っていると言うことなのでしょう! 土日休みと言うことで、行くにはハードルが高いですが、また来訪したいと思う素敵なお店でした! 鞍馬 (立ち飲み居酒屋・バー / 関内駅、伊勢佐木長者町駅、桜木町駅) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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