横浜泥酔

浜の三大商店街のひとつ「横浜橋商店街」を抜けると、そこはもう目を疑うような下町エリア。

銭湯がまだ多く存在する下町の中には三吉橋演芸場なんかがあって、すごいでしょ！老舗のおでん屋には鍋を持って買いに行くくらいだから！

下町を流れる中村川沿いは簡易宿舎や角打ちが出来る酒屋が並んでいる。そんな街も今はもう老人と外人ばかりで、あまり治安は良くないエリア。でも、夜に歩かなければ大丈夫！

その中村川沿いにある老舗の大衆食堂「埼玉屋」へ久し振りに入店。

この界隈の凄いところは、昼呑みどころか朝から呑めるお店も多いの！もちろんこのお店も朝の7:00から営業！何度か早朝に伺ったことがありますが、呑んでいる人が多くてびっくりした！

店内には8人は座れる大きなテーブルが３つ。一番厨房よりの席が、常連さんが集まるVIP席。何時かはその席に座ってみたいなぁ、、、

もちろん、定食屋なので定食メニューも充実。価格はとんかつ定食などが700円～となっている。が、メニューに赤い線が引いてあり、何かと思ったら、このご時世に値下げしている！自社ビルで家賃が掛からないこそ、この価格でやっていけるのでしょうね！

神棚が祭られている棚の下には、作り置きの大皿料理。、おふくろの味といった焼魚や煮物などのメニューが所狭しと並んでいる。

どれが食べたいと言うと、小皿に取り分けてレンジで温めてくれるの！お値段は下町価格の200円（驚）

頼んだのはジャガイモの煮物とこんにゃくの煮たものをミックス（200円）で注文。鶏肉とほうれん草の煮物は、サービスで頂いた（嬉）

壁を見ると、あっ！酔来軒にも貼ってあった「深夜食堂」の漫画家さんのサイン！隣に飾ってるのも漫画家さんのサインみたいね！恐らく、私と同じコースを梯子酒したのでしょう！

「早朝食堂」 だったら、この辺にはネタが沢山あるのにね！

酒はホッピー、サワー類、瓶ビールなどが揃っている。オススメはサワー類！ここのサワーはグラスとコップに並々と注がれた焼酎、そして割り物が別々に出てくるシステム！

私が良く頼むのは「コーヒー牛乳割（400円）」なんていったって、コーヒー牛乳は、昔懐かしい瓶のものを使っているの！恐らく、近くの銭湯でも同じものが飲めるはず。

酒のアテは「ウインナーフライ」、「レバフライ」、「みそ田楽」、「そうめん炒め」など、昭和のメニューが揃っているのだが、今日はもう、ベロンベロンで無理！

ということで「ひやむぎ（400円）」で締めることにしましたが、下町の食堂ということを忘れていた！出てきた冷麦は二人前はありそうなすごい量！まあ、この日は暑かったので、意外に食べれちゃいましたが、、、

店主にちょっと話を聞いていたら、独りでグルメを食べ歩くドラマからお店の出演依頼があったとのこと。

今回は断ったらしいが、うーん。断って正解かも！野毛のホルモン中華屋みたいにすごいことになって、常連さんが引いてしまうかも知れないからね！

お会計は丁度、千円！まさにセンベロだあ、、、 

埼玉屋食堂 （定食・食堂 / 阪東橋駅、伊勢佐木長者町駅、黄金町駅）


昼総合点★★★☆☆ 3.8