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今が生死

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2007.09.17
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カテゴリ:映画・DVD
15日の衛生映画劇場で、「スパルタクス」を観た。今から2000年以上も昔の話である。古代ローマ国が栄華を極め、征服した国々の民を奴隷として使っていた。
奴隷の扱いは残酷で、見世物として奴隷同士どちらかが死ぬまで戦わせることまでした。その剣闘士の一人がスパルタクスで、奴隷同士殺しあうことを拒否して、脱走し、反乱軍を組織した。台風

それに同調する奴隷を合流して勢力は何万にも膨れ上がり、ローマ軍を次から次に撃破して、奴隷を故郷に返す目的で、レギウム町から海賊の助けを借りて船ヨットでシチリア島に渡ろうとしたが船が調達できずに、最終的にはクラッスス軍に破れ、捕虜何千人が生きながら十字架に架けられて街路に並べられて放置された。どくろ

後にイエスキリストもそのローマ国によって同じ刑に処せられるが、時代ははるか昔のことだが、我々と同じ人類がなんと残酷なことをしたのかと思う。十字架に架けられ、まだ意識のある状態のスパルタクスの前に妻と幼子がたたずんで別れを惜しむ場面があるが、意識がある状態のままで、雨風や炎天下に曝され続ける苦痛は想像を絶するものだ。

人間とは時と場合によってはそんなにも残酷になれるのであろうか?
今NHKテレビで「風林火山」をしているが、これはごく最近の約500年前位の話だが、それでも領地とその支配権を奪う為に親兄弟をも裏切り、互いに殺戮の限りを尽くしている。太平洋戦争においても然りだし、今のイラク戦争においても、互いに残酷な殺し合いをしている。

私は人間の善性を信じているが、人間には古代から現在まで残酷な心も同居してきたことを認めざるを得ない。

「いざとなったら人間は善だから、良心によって悪いことや殺人を思いとどまる」は幻想かも知れない。人間を正しく認識して、その上で、人間が悪を行わないで善を行うように枠組みを作っていく必要があるのではないかと考えている。ハート(手書き)星





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Last updated  2007.09.17 23:51:11
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