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今が生死

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2007.09.22
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彼岸花(曼珠沙華)。中国原産、日本には2500年前渡来、ヒガンバナ科の多年草。花言葉は「悲しい思い出」。
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昨日のラジオで彼岸花のことを聞いた。今開花シーズンとのことで今日はどこかに咲いていないかと車で走りながら道路脇をきょろきょろしていたが、朝の出勤時と帰りには見つけることが出来なかった。今日は土曜日で午後休みなので南アルプス市方面に出かけた途中で見つけて携帯で写真を撮ってきた。少し自慢したい気持ちだったが家に帰ってきたら「家にもあるよ」といわれた。

私の子供の頃にはお墓などに咲いていて、不吉な花のように言われていた。花が咲く時には葉がないので、私の生れた地方では「はっこぼれ」と呼んでいた。私は「歯こぼれ」だと思って歯が抜けることと関係ある花だと思っていたが、実際は葉がないので「葉こぼれ」だったのだと思う。

おしべ、めしべがなく、種子で増えることが出来ないので球根でしか増えることができない。その球根にリコリンという毒があり、ねずみ、モグラ、虫などが近づかないように畦などに植えられていた。お墓に植えるのも害虫や害獣が近づかないようにとの先人の知恵だったと思う。私の家内が庭に植えていたとは知らなかったがこれは何かの目的があってのことではなく、花となれば何にでも目がないので観賞用に買ってきたものと思われる。

今日道端で何枚も何枚も写真を撮ったが、くちなしの花を見たときのような溢れるような感動はなかった。何となく怪しい雰囲気があり、古来日本人には不吉な花と見られてきたのもむべなるかなと思った。欧米ではそんなことはなく観賞用として広く栽培されているとのことで、日本でも栽培者が増えているようである。

この花にたいする、子供時代の怖いという先入観が、あまりきれいな花と思えなかったのかもしれないので、平等な心で、純粋にこの花の美しさを見ていくようにしようと思っている。





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Last updated  2007.09.22 22:58:14
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