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カテゴリ:読書
オバマ演説の種本と考えられるリンカーンとケネディの演説も「オバマ大統領就任演説」に収録されていたので、それも読んだ。 リンカーンは南北戦争の激戦地ゲティスバークでの演説で、勝者も敗者もない、皆祖国のために尊い献身をしてくれたと述べている。事実は南軍も北軍もそれぞれ自分達の利益を守るために戦ったのであり、祖国のために血を流したのではないと思うが、リンカーンのこの演説でいがみ合っていた南北の人達は融和し、自分達は祖国のために戦ったのだと思いこんでしまった。リンカーンは、亡くなられた人達の理想に私たちも身を捧げ、人民の、人民による、人民のための政治行っていこうと訴えている。 ケネディも、「本日は選挙で勝った祝いをしているのではなく、自由を祝う祝典をしているのであり、共和党も民主党もなく、国民一丸となって建国の理想に邁進していこう」と選挙で争った両派の融和を求め、国民の団結を訴えている。 「常にいつでも希望をもって、苦難に耐え、人類共通の敵である、専制、貧困、病気、そして戦争そのもと戦っていこう」と訴えている。 二人ともアメリカを建国した先輩達への限りない感謝と人権宣言に書かれた理想に向かって政府と人民が力を合わせて戦っていこうと述べており、国民の圧倒的な支持を得た。 リンカーンもケネディも暗殺されて亡くなったが、死後も慕っている人達が多い。ケネディはマリリン・モンローとの噂など私生活に若干問題があったようだが、業績評価にはあまり響いていない。リンカーンもケネディも、アメリカ国民、人類に対して深い深い同情と尊敬心をもっていたので、今でも人々に愛され、尊敬されている。 日本の政治家の目先は、日本国民、世界人類の真の幸せではなく、党利党略であり、経済であり、効率化であり、見栄であり、保身である。 これでは全く世界には通用しない。祖国や国民のことを心から思い、そして世界的視野をもった政治家の出現が今ほど求められている時はない。 二人は外国の大統領だが、我々にとっても参考になることは多い。政治を志す人はリンカーンやケネディの演説集も読んでもらいたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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