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今が生死

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2021.02.23
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カテゴリ:生き方
この世の中は自分が中心である。自分が認識することによってこの世は存在する。自分が死んでしまったり外界が認識できなくなったらその人にとってのこの世は終わりである。他の人の世界は存在しているがその人にとっての世界は消滅するのでその人が生きていてはじめてその人の世界は展開するのである。
他人のふるまいを見て不快に思ったり好感を持ったりするがそれは他人の行いが自分もしくは自分達のグループに対して不快なのか好感なのかで決まる。他人の人間性がよいか悪いかは大まかな基準があるが、自分中心だから自分の好き嫌いで他人が評価されることが多い。
人間には向上心があり、それぞれのやり方で自分を磨いている。他人に啓発されることも多いがその人の目指すところや本心は何処にあるのだろうか?と思うこともある。自分と他人が対峙した時、他人の方が優れていて自分の方が劣っていると感ずることが多い。その逆もあるがそれでは向上できないので多くは前者のような感覚をもつことが多い。どのようにしてあのような人格や技術を身に付けたのだろうかと思う。他人はそれぞれ努力しているのでその努力の様子を学んだり垣間見たりするがそれはその人の一面である。
自分は24時間自分を見続けることが出来る。自分と自分からみた他人の決定的な違いは自分は自分の行動や考えを24時間知りコントロールできるが他人のそれは一部しかみれないということである。自分が人より劣るとするなら1日24時間常に自分を見つめ修正し努力していける自由度を与えられているのである。
私は今リハビリテーション病院で30人位の患者さんを受け持っているが大半は自分も他人も分からない人達である。自分もあと数年すると自分とか他人とかが分からなくなり向上心なども無くなってしまうのではないかと思う。その兆しもボツボツ見え始めて焦りを感じている。今の所はまだ自分は24時間自由な時間を与えられている。やがてその時間は無くなっていくので残された日々を怠けないできちんと生きて行こうと思っている。





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Last updated  2021.02.23 15:16:01
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