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テーマ:アフガニスタン(21)
カテゴリ:悲しかったこと
アフガニスタンの医師レシャード・カレッドさんが、文化連情報10月号にアメリカ軍が撤退した後のアフガン(アフガニスタン)について「約20年間アフガンをテロの温床にしないために駐留した米軍が国益に合わなくなった戦争の継続は拒否するといってアフガンから完全撤退した現実は誰のための駐留で、誰のための戦いであったのか疑問がのこるのみです」と書いていた。
アメリカのバイデン政権はアフガン政府軍にタリバンに十分勝てるだけの兵力養成と資金や装備を与えたのでアフガン民主政府軍はタリバンを抑えて民主政治を続けられるだろうと期待したが武装勢力タリバンは瞬く間に首都カブールを制圧してしまった。無理もない。政府軍は警察官程度の警備力だがタリバンは本格的な軍隊である。ひとたまりもなかったと思う。今、日本は平和で各所に警察官が配備されているがもし武装集団が決起して進軍を始めたらひとたまりもなく征服されてしまうのと同じだと思った。 タリバンは隣国パキスタンで宗教教育と軍事訓練を受けてアフガンに戻り米軍がいなくなる時を狙って一気に進軍して来たものと思われる。 日本の中村哲医師は井戸を掘り用水路を作って農業を支援してきたがアフガン南部ではケシ栽培が多くの農民やタリバンの収入源になっており、水路争いにからんで中村医師は犠牲になってしまった。今度タリバンが全土を制圧して中村医師が何十年もかけて作ってきた用水路がどのようになったか気がかりである。 中村医師が命を注いできたアフガンが今焦土となりつつある。学問の自由を奪い、情報を遮断し、人々、特に女性の教育水準を上げないように統治する。人々に苦痛や恐怖を与える政治は目に見えている。 レシャード・カレッドさんは最後に「世界中の皆様にこの国を見放さずに関心をもって温かい目で見守って頂きたい」と結んでいたが、国連を含め世界中の様々な機関や人々が関心を持って継続的に支援していく必要があると思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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