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今が生死

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2023.03.01
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テーマ:放射線(68)
カテゴリ:健康


昨日第21回山梨医学フォーラム特別講演、芝本雄太先生の「放射線ホルミシス~少量の放射線被爆は体に良い?」をWEB参加で自宅にいながらスマホで拝聴した。芝本先生は成田記念陽子線センター長で国際癌治療増感研究協会会長で、日本ホルミシス協会理事でもある先生だ。
講演拝聴はスマホなので画面は少し小さかったが声が良く聞こえて十分よく理解できた。
ホルミシスとはある物質が高濃度、大量に用いられた場合は有害になるが、低濃度、微量に用いた場合には有益な現象を言うが、放射線の場合も同様で、身体が微量の放射線を受けると細胞などが刺激を受けてその働きを活性化させ、毛細血管が拡張して新陳代謝促進、免疫力や自然治癒力を高める効果が期待できることをいう。
講演では蚕の幼虫に低線量の放射線を当てたら成長が促進されたデータと実際の写真やマウスに腫瘍を生着させようとした時、生着が遅れた、つまり腫瘍に対する抑制効果があったことなどの実験結果の報告があった。
自然界には自然放射線が放射されており、何もしなくても年間2.4ミリシーベルトの放射線を浴びている。放射線と聞いただけで怖い、恐ろしい、と思う人が圧倒的に多いが、低線量ならむしろ浴びた方が良いということで放射線を出すネックレスやシーツ、腕輪などを使用している人もいる。
講演を終わってからの質疑応答で、福島原発事故で不安をあおり大規模な徐染工事などで莫大な金を使っていることについて質問があったが、「おそらく何もしなくてそのままでも数十ミリシーベルト以下の被爆で害があると思われる数百ミリシーベルト以上にはならず、無駄なことをしてきたと思います」と答えていた。
薄められた放射能汚染水を海に流すことについての質問についても「人体に影響を及ぼす量ではなく、海洋生物にも悪影響を及ぼす量ではないので全く問題ないと思います」と答えていた。
放射線や新型コロナについては一般の人はその実態を知らないので必要以上に恐れる面があると思う。専門家はきちんとしたデーターを示していたずらに不安を煽るようなことをしてはいけないと思った。またホルミシスについても健康に良い線量と害になる線量の境界線についてきめ細かく示して頂いて人々が安心して暮らせるようにしてもらいたいと思った。





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Last updated  2023.03.01 14:08:34
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