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今が生死

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2023.06.20
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カテゴリ:感動したこと
日曜日に収穫したジャガイモこの箱3つぐらい採れた。
ジャガイモ畑の隣で咲いていた千鳥草

土曜日の新聞にヤクザから弁護士になった諸橋仁智(よしとも)さん(46歳)のことが載っていた。
高校卒業して大学受験に失敗して東京で浪人している時に覚せい剤を覚え、2浪して成蹊大学経済学部に入学するもその時は立派な覚せい剤密売人になっていた。
アルバイト先のマージャン店で兄貴と知り合い21歳で暴力団に入り、大学は退学。悪の道で頭角を現してきたが、覚せい剤中毒で強制入院させられてヤクザから破門された。29歳の頃だったがあれだけ尽くしてきたのに覚せい剤中毒くらいで破門とは世知辛いと思った。
その頃母親から弁護士の大平光代さんが書いた「だからあなたも生き抜いて」を渡された。大平さんは少女時代いじめがきっかけで非行に走り、暴力団組長婦人にまでなった人だが、感ずるところあって苦学して弁護士になった人である。その人の本を読んで自分もやり直せるかもしれないと思って、努力して遂に難関中の難関と言われる司法試験に合格して弁護士になったのである。
司法試験に合格した時破門された暴力団の兄貴に連絡を取ろうとしたが既に亡くなっていたとのことである。その兄貴は暴力団員ではあったが優しい人だったので、合格の知らせをきっと喜んでくれたと思うがそれは叶わぬ夢になってしまった。
諸橋さんの記事を読んで凄い人がいたものだなと思った。しかし大平さんが書いた一冊の本がこのようなドラマを生んだと思われ、大平さんも嬉しかったことだろう。
諸橋さんの益々のご活躍を祈るものである。





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Last updated  2023.06.20 08:46:31
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