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今が生死

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2023.10.21
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テーマ:手術・入院(216)
カテゴリ:感動したこと
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【中古】 法華経の智慧 第6巻—二十一世紀の宗教を語る
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今度の1週間の入院中3冊の本を読んだが最初に「法華経の智慧」第6巻を読んだ。
法華経とは仏陀が晩年インドの霊鷲山で説いた内容を弟子たちが数百年かかって編纂したものと言われ
紀元前50年から紀元後150年位の間に成立されたものと推察されている。多くの人によって多くの言語に翻訳されているが、日本では鳩摩羅什による漢訳「妙法蓮華経」が最も普及している。
それは28品(章)から成っており、前半の14品を迹門、後半の14品を本門と呼んでいる。
大乗仏教の代表的な経典で日本では聖徳太子の時代に仏教と共に伝来した。615年に聖徳太子が法華経の注釈書「法華義疏」を著したとされている。
平安時代初期に最澄が唐に行って仏教を学び、帰国後比叡山延暦寺を建てて、法華経を基調とした天台宗を開いた。鎌倉時代には日蓮が現れ、日蓮宗を起こして「南無妙法蓮華経」と唱えて妙法蓮華経に帰命することによって凡夫の心中にも仏性が目覚めて、真の成仏が出来ると説いた。
そのような背景の中で本書は書かれた。池田SGI会長と3人の弟子による座残会形式で法華経の解釈が纏められている。第6巻なので28品(章)ある中で1品から22品の解説は既に終了して、最後の6品についての解説でいわば完結品と言える。第23品の薬王菩薩本事品から28品の普賢菩薩勧発品についての詳しい解説があったが、各品について一々記すだけのページはないので、印象に残ったことを記させて頂く。
最初の薬王菩薩本には「貪ってる人々の中にあって患いなく大いに楽しく生きよう。貪るから苦しみが生まれる。心の財を楽しんで積んで行こう」とか「この経はすなわちこれ閻浮提の人の病の良薬なり。もし人病あらんにこの経を聞くことを得ば、病すなわち消滅して不老不死ならん」などの教えがあった。
普賢菩薩品では「普賢は行動する知性であり、人を救う知性の光で、それでこそ普賢菩薩である」との解説があった。
本書の巻末に池田SGI会長が20歳の時、戸田第二代創価学会会長から第7回法華経講義を受けた時(1948年、昭和23年9月13日)の感想日記が掲載されていた。

ああ、我、法華経の深遠偉大なるに驚嘆す
人類を真に救い得る道は法華経にあらずや
宇宙と生命の根源を覚悟せし法義
全人類に最高の人格と幸福とを必ずや得さしめんと教示給いし根本原理

我今真実の大道、しかして生命を自覚せり
我、弱冠20にして最高に光栄ある青春の生き行く道を知る

池田青年が法華経に触れていかに感動したかが伝わってきた。講義してくれた戸田先生の教え方や情熱が感受性の強い若者の心にダイレクトに入っていったものと思われた。
私もこの機会にもっと法華経を学んでいきたいと思った。






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Last updated  2023.10.21 16:10:41
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