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今が生死

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2023.12.16
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カテゴリ:生き方

県立美術館に第51回山梨県書道展を見に行ってきた。妻が書いた調和体「憂愁の阿修羅の像や秋の月」が特選に入っていた。
毎晩床一面に習字紙を広げて書いていたが報われてよかったなと思った。この同じ文章だけでも80枚や90枚は書いたとのことである。沢山書けばいいというものではないだろうが多い人は200枚、300枚位書くとのことである。でもこうして特選とか秀作とか佳作とかに入る人はいいが、どんなに書いても報われない人もいるみたいだ。
それは書道に限ったことではないが、スポーツでも音楽でも絵画でも小説でも一生懸命練習しても才能の問題や修練の方法、運など様々な要因で報われない人と報われる人がいる。報われない人が圧倒的に多いと思うが、私たちは報われるために生まれてきたのでもないし生活している訳でもない。報われる報われないに関係なく情熱を注げることがあることに感謝したらいいのだと思う。私も報われない努力を結構しているが、報われることだけを願う考えを改めようと思っている。





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Last updated  2023.12.16 15:45:30
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