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カテゴリ:付き合い
当に老夫婦しかいないのに今年も老妻が雛を飾った。
ある新聞の人生相談に20歳代女性が同じ職場の女性が妊娠してめでたいことだが、その人が産休に入り自分の仕事が増えることもあり素直に喜べない。心の狭い人間なのだろうか?という質問に対して心療内科の医師が「人の幸せが喜べるのは自分が満たされている時だけです」と答えていた。 「人間は人の不幸を喜び、人の幸せを妬むものだ」という人がいても、実際に他人の幸せを素直に喜べない自分に気が付いた時は「なんと自分は心の狭い、さもしい人間だ」と思って自分を卑下してきた人は数えきれない位いるのではないかと思う。今日の回答者の「自分が幸せでなければ他人の幸せは喜べないものである」の返答はずいぶん説得力があった。 自分が不幸のどん底にいるのに、他人はどんどん幸せになっていく。「くそ!!」と思うのが普通で、他人の幸せなど祝福する気持ちには到底なれないというのが現実だと思う。そのように心が動くのが普通で、人の幸運を喜んでやれない自分はダメな人間だと思わなくてもよいとの返答で心が軽くなった人は多いのではないかと思う。自分も幸せになって人の幸運を喜んでやれる人間になろうと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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我家にもケーズ入りのお雛様がありますが、だして飾ることも余裕がありません。
他の人のことを考える前に、自分自身、小さなことでも幸せを感じることが大切では! (2024.03.02 08:25:30)
だいちゃん0204さんへ
[他の人のことを考える前に、自分自身、小さなことでも幸せを感じることが大切では!] その通りだと思います。しかし私たちは人と共に人の中に住んでいます。家族、友人、職場の同僚、同窓生など様々な人間関係の中で生きており、友の悲しみは自分の悲しみに、友の喜びは自分の喜びにと教えられて育ってきた人は多いと思います。「他人のことを考える前に自分のことを考えたら利己的で恥ずかしいことだ」と感ずる人は多いと思います。だいちゃんの文脈は「他人はどうでもいいからまず自分の幸せを」と言っているのではないことは十二分に分かっていますが、自分の幸せは他人とのつながりの中でしか得られないものであるとも感じています。以前お送りした、拙著「自分と他人」を読み返して頂けたら幸甚です。 (2024.03.02 09:39:24)
moto,jcさんへ
「自分が幸せでないのに人の幸せを喜べない」 このようにはっきり書いてもらうとスッキリする人が多いと思います。 他人の幸せを喜べない自分がいた時「自分はなんて心の狭い人間なのだ」 と自分を責める人が少なくなるかもしれません。 自分の置かれた状況にもよりますが、「自分は不幸だ」といつも思っていたらいつも他人の幸せを喜べない状況になってしまいます。自分が幸福か不幸かは自分で判断しますが、他人の幸せを喜んでいる自分を見つけた時はそれは自分も幸せということだと思います。回りくどい言い回しになりますが、「人の幸せが喜べる人間になりなさい」との教えは、そのようになったら自分は幸せなのだよということだと思います。自分は不幸だから人の幸せは喜ばなくてよいのではなく、人の幸せを共に喜んで上げた時に自分も幸せになるのだと考えるのがいいのかなと思っています。 (2024.03.02 16:57:39) |