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今が生死

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2024.03.21
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カテゴリ:読書
ヒヤシンスが芽を出し咲き始めた

今もロシアとウクライナの戦争、ハマスとイスラエルとの戦争が続いており、目を覆うばかりの犠牲者が出ている。人が人を殺しあう無残な戦争はどれも悪であり、良い戦争はありえない。
このような時に化学者で平和運動家のライナス・ポーリング氏と宗教家で平和運動家の池田大作氏の対談集「生命の世紀への探求」という本を電子書籍で読んだ。紙書籍で読むより読みやすいのでかなり早く読み終えた。
ポーリング氏も池田氏も支配者層が自国の周りに壁を作り他国は敵として自国内に防衛庁とか陸軍省、航空省等を設置しているが、平和省を設置すべきだと述べていた。平和のためには何をしたらよいかを常に考える省庁があれば、簡単に戦争には突入しないと思われる。自国、他国と考えるのではなく、一人一人が戦争のない世の中にするにはどうしたらよいか、人類が幸せになるにはどうしたらよいか考えるべきであり、それは政治家に任しておいても達成できないかもしれない。民衆が平和は何よりも大切であるということを理解し、行動することが大切であると述べていた。
宗教の名のもとに異教徒に対して残虐な殺人がなされてきた歴史がある。宗教は人々の幸せと平和を目指すものでない限り、百害あって一利なしと述べていた。今地球上には何百万という宗教がある。入信の動機は願いをかなえてくれるからが最も多いが、世襲で親から子に受け継がれている宗教もある。人々は自分が信じている宗教は絶対正しいと思っているが、それが平和を希求するものであり、人々の幸せにつながるものであるかを確認する必要がある。もしそうでないとしたら100害あって一つも利益がないことなので放棄した方がよいと思われる。
日本は戦争放棄を憲法に定めており、素晴らしい国だが実際には万一の場合に備えて自衛隊という軍隊を保持している。災害救援隊の部分だけ残して軍隊をなくせば防衛費の大半は社会保障費等に回せる。国内産業の活性化にも使うことができる。平和のためにはコスタリカのように軍隊や武器は一切持たないようにしてその予算は国民生活の充実に回せば、国民は豊かになり幸せになる。とポーリングさんは力説していた。最終的には民衆の力なので、民衆が平和の大切さを悟り、それを政治に反映していくことが大切だと思った。





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Last updated  2024.03.21 16:22:44
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