私が大阪でそばを食べるのは初めて。
大阪の北の梅田新道、お初天神東横に店がある。名物は『夕霧そば』だそうだ。
【瓢亭】 大阪市北区曽根崎2-2-7
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外観はひっそりと路地にあるという感じで、店内も昔風のつくり。店内はわりと薄暗いけど落ち着いた雰囲気。
休憩無しの通しでやっているので、中途半端な時間に伺ったが、それでもサラリーマンやら隠居の夫婦やらキャリア風OLおひとりさんとか、それなりに客入りがいい。
贔屓にしている客が女将さんを呼んで挨拶している光景なんて、なんか心地よい。
軽く飲むことにした。
『にしん』\450。良心的な値段。3つに切って出されたのは初めて。味はまずまず。
『づけ玉子』\450は初めて。半熟玉子を柚子味噌に漬けたもの。
とろーっとした黄身と味噌が口の中で柚子の風味に囲まれる。これもなかなか。
そして『夕霧そば』\1,100。
1斤\1,100、1斤半\1,300。知ってはいたが、メニューで「斤」という単位を見たのは初めて。
”
柚子の表皮を細かくおろし、ま白いそば粉に混ぜて特別入念に打った変わりそばです。
近松門左衛門作「廓文章」の夕霧太夫にちなみ、『夕霧そば』と命名しました。
そばの淡白な味と柚子の優雅な香りが織り成す風味の良さ。”とのこと。
花番さんは私には聞いてくれなかったwが、つゆに玉子の有無を聞かれる。
デフォルトではつくみたいだし、そのつもりだったけど。
あと、そばは冷たいのか、温かいのかを聞かれる。
冷たいのにしたが、他の客が温かいのを注文したので、現物を見てちょっとびっくり。
「かけ」が出てくるのかと思ったら、「あつもり」なんだね。
機会があればこれも試したいな。
そばは水切りがイマイチな感じで、1本食べてみたけど、柚子の風味は控えめ、もっちりして味もそんなに目立たない感じ。
ところが、玉子入りのつゆにつけて食べると、これがおいしいの。
こりゃいいや。
他にも評判のいいそばがあるようだから、機会があれば2,3食食べたいな。
ごちそうさまでした~