鶯谷駅の南口すぐのところにある、昭和21年創業のおそば屋さん。
北口に降りてしまったため、興味本位に線路沿いのラブホ街を歩いていったら、ホント、たくさんあるんだね。
正午なのに、数箇所でアジア系女性がポツンと立って怪しげな視線を投げかけてくるし...
【公望荘】 台東区上野桜木1-16-68
紹介ページ
『
東京五つ星の蕎麦』や
『
蕎麦東京』などで紹介されている。
作家の池波正太郎、役者の清川虹子ら著名人が通ったそうだ。
「天下御免蕎麦」(「御手打天下御免」もあったかな?)の看板と、「さび(”錆”ではなくて”金へん+秀”)刀御蕎麦処(さびがたなおんそばどころ)」の暖簾。
暖簾のほうは、昭和30年代に刀の鑑定士が名付けたそうで、「錆びた刀では切っても切れない」 =
コシのあるそば を表現しているそうである。
別の解釈として、地域情報誌『谷根千』(廃刊)の98年7月の「谷根千54号 あたしゃあんたの蕎麦がいい」19ページでは、「切れない刀・つまり客が切れないの意」としている。
軽く飲みたかったので、ビール\600と『風流そばずし』\1,100。
これは私的にはイマイチ。
つゆが薄いからどっぷりつけるが、半人前くらいが飽きずに食べられる量かな?
各々\3,300(2枚)もする十割の『御免そば』、抹茶を入れた『茶そば』、卵の黄身をつなぎにした『らん切り』なんてのもあるけど、基本の『セイロ』\750をいただいた。
こういう竹細工の籠のような入れ物は初めてかな?
そばは...おいしい♪
錆びた刀では切っても切れない、というほどじゃないけど、適度のコシの強さ。
幌加内産のそば粉の二八だそうだ。
つゆはそれほど印象的じゃないけど(帰宅後、思い出せないorz)。
ごちそうさまでした~
※ そばと 主食級食材(麺を除く)・副食・甘味等とのコンボ料理の一覧ページは
こちら。
※ 2015年11月29日閉店