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やれ「経済成長率がどうの…」「中国に追いつかれる…」「アメリカには離される…」
などなど、結局「大丈夫か?日本!」みたいな言葉が相変わらず消えないが、 まぁわかる人はわかっていて、「大丈夫です」が正解だろう。 それより「皆さんも拡大で喜ぶのはもう辞めなさい」 と言ってあげなければならない。 これはかつての自動車と同じで、 「やれ0-400m何秒」 「最高速度250kmオーバー」 「推定280馬力」 …とスペックを争った時代と似てる。 これからは経済にも「燃費はどうなの?」という尺度が大事なる。 ちなみに先日の日経新聞の記事によると、 GDP100万ドルをあげるのに原油の使用量は… 日本:92トン アメリカ:243トン 中国:721トン …だから、経済活動の質の次元が全く違うことがわかる。 これは同じ生産技術も、そのバックボーンとなる技術の差が膨大であることを示している。 しかも、2005年時点ではさらにその差は広がっている。 「燃費が悪すぎる」のだ。 当然、CO2の排出量もそれに応じて排出している。 合わせて工業廃棄物にまで及ぶと…大変な違いである。 日本の省エネ技術は、21世紀の世界の宝である。 間違いない。 この差がそれを物語っている。 この燃費で世界第二位のGDPだから、 他人事のように凄いなぁと思う。 これは途方もない技術の差がギッシリ詰まっているから 「大丈夫か?日本」どころではない。 「大きなお世話です」「黙って真似しなさい」と言わなければならない。 (胸を張って:笑) そういう視点に立てばアメリカも真の一流国になるにはまだ時間を要する。 中国は、まだまだ努力が必要だ。 そうでないと、地球はメタメタになってしまうから (本当に) 自然と日本向きの風が吹く。 ということで、ただ拡大して喜んでいる時代は終わって、 これからは 「さよなら拡大経済学。こんにちは!燃費経済学」になる。 ちょっとヘンな記事を見つけたので、 「僕はこう考える」と日記にしておきたかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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