2119440 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

レジャーサービス研究所(東京&上海)

レジャーサービス研究所(東京&上海)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

レジャ研所長

レジャ研所長

Category

Calendar

Freepage List

Archives

2024/04
2024/03
2024/02

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

たかが楽天~「あっ… bmjapanさん
春にして君を離れ ぽち.さん
失敗?成功?教師辞… 教師辞めて上海【のむてつ】さん
■Lifenaviの幸せの法… lifenaviさん
Dr.さんだの売れる発… さんださんださん

Comments

 背番号のないエース0829@ デパート 「沖縄りうぼう・SNOOPY」に、上記の内容…
 マイコ3703@ キーワード検索でたどり着きました☆ ブログを見ていると、時間が経つのも忘れ…
 山本1998@ Re:観光産業の緊急課題は外国人の給与改革!(07/18) アフィリで稼いだ楽天キャッシュはどうし…
2009/10/05
XML
カテゴリ:人事評価


店員のインバウンド対応を見ていると、
「なぜ、このタイミングで売らないのか?」と歯痒い思いをすることがあります。
「今売らないでいつ売るのか?」と。

日本人の「待ち型サービス」がなぜこれほど定着してしまったのか?
やはりチップや歩合給が少ないことがあげられます。

いくら売っても、他のメンバーと給与が変わらないなら、
販売スタッフは「これください!」と言われるまで、ノンビリしちゃうものです。

せいぜい、店の目標が達成されると、各メンバーにボーナスが出る、、、
というのが多い。

それでも販売をサボる人が出てしまいます。
でも仕事をサボっているわけではありません。
販売をサボるのです。

販売以外の仕事をたくさん見つけて(あるいは、作って)「忙しい」を連呼します。

店舗のオーナーに歩合給をススメると、
サービスの質が落ちることを懸念します。
しかし、このままではどんどん売上げが落ちてしまうわけですから、
放っておけば赤字誰流しなんだから、
稼ぎたい人が稼げる店にするのも十分に検討に値します。

これは別に販売サービスのことだけではありません。

営業部でも宣伝部でも、デスクワークで仕事をしていると、
段々と総務や庶務的な仕事が増えてきて、
それを各部署で一所懸命にやってたりします。

そんなことしないで、営業しなければならないのに、、、(汗)。
または、総務代行会社に転職するといいのかも、、、(笑)。

私たちのようなコンサルタント会社も同様で、
研究と称して、資料集めばかりしていても、1円にもなりません。
(コレクターじゃないんだから)
その調べたことを必要な人に販売しなければならないわけです。

コンサルタント会社の難しいところは、
研究したい人は大勢いますが、販売できる人がいないことです。
(たいていは資料集めや視察は大好き)

今までの経験や調べてわかったことをキャッシュに変える、、、
逆にそれができなければ、コンサルタントにはなれないのです。
(だからアメリカのコンサルは実績年棒制)

だって、お金を生み出せない人のアドバイスなんて誰も聞きませんから。
サービスでも顧客満足でも、結果としてお客さんが稼げなければ意味がないのです。

だから、アドバイスを聞いてくれない、実施しないとわかったら、
離れて行きます。
中途半端なら結果もでないから、お互いが不幸になるからです。

現在の不景気の原因は色々な原因があるようだけど、
金融的な要因以外にも、日本全国的に、
あまりにも長い間、お金を意識しない仕事が増えた結果、
企業も個人も稼ぎが減ってしまったのだと考えています。

仕事ではお金を意識したくないけど、給与だけはしっかり欲しい。
分離されちゃっているわけです。

これは企業の研修をやっていて実感しました。
個人が稼ぎ出す仕事をしていないから、
「顧客満足」とか「心をこめたサービス」とか、間接的なビジネス用語で学習してしまうわけです。

だけど、
客を自分で捕まえて、店に連れて来る人たちは、
サービスはうまい。
銀座でも上海でも、クラブのホステスさんたちは、
集客も顧客維持も単価アップも全て身につけています。

今、密か?に、他業種で人気です。
講師でも人気です。
また、新会社設立の際にもハンティングの対象になっています。
別に飲食業だけではなく、
商品を作って、お客を集めてそれを販売する、、、というような仕事では、
彼女たちは大活躍できるからです。
(結果も出す)

このように歩合給の世界のノウハウは
今の日本のサービス業のスタッフにとって学ぶべき対象でしょう。

もちろん、歩合給的なものが行き過ぎると、
また問題が発生します。
ただ、それは、店が黒字になってから再検討してもいいはずです。
ここまで行ったら、基本給+ボーナス型にする、とか。

色々やってみるべきでしょうね。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009/10/06 10:59:49 AM
コメント(29) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.