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次の年、1973年?に出たのが左のICF-5400 とICF-5600です。
5400はスカイセンサーと言いながらもデザイン的にはイレブンシリーズに回帰しています。
型番も5500から戻っていますしね。価格も安めだったような気がします。
5600はデザイン的にはかなり冒険しているように思います。
色も蛍光イエローグリーン?をアクセントに使っていますし、
やや派手な印象がありますが、もしかしたらこれが70年代的なのかもしれません。
というより、爛熟、バブル期の80年代の先取りだったのかもしれません。
どちらも中身は現在のラジオにはない高感度で、
電波の弱い田舎では今でも一級の実用品です。
この後はICF-5800 が出るのですが、
実機を持っていませんので、
画像はネットで拾いました。
5バンドということで、当時のBCLブーム対応で短波帯を強化してあります。
次のICF-5900 の登場を予感させる大きさとデザインです。
これらが出た頃は僕はラジオではなくふつうのオーディオ機器の方に興味が移っていましたので、
あまり思い入れはないのですが、この機種と次の5900がラジオの絶頂期を形造っていたように思います。