ハイドロキシアパタイト(歯)の中を水素イオン:H+:プロトンが流れていくと言う、虫歯の電気化学説の基幹理論は東工大の八島先生と山口大の藤森先生等の研究グループによって明らかになった。
それはハイドロキシアパタイト中の水酸基:OHによってH+がバケツリレーのようにハイドロキシアパタイト結晶中を運ばれていくというものだ。
固体の中を荷電粒子が流れていくという研究は次世代蓄電池と言われる固体電池の研究そのものであり、現在最もホットな研究分野だ。
歯科業界はこの画期的な論文を完全無視しているが、何か都合の悪いことでもあるのだろうか?
今日はその論文を一挙に公開したい。
題名は「ハイドロキシアパタイト中のプロトンの拡散経路と伝導メカニズム」