京都でのお正月の写真。
哲学の道のそばにある、平安時代初期に創建された大豊神社(おおとよじんじゃ)。
狛ねずみさんがいはるので、今年は大賑わい。
末社がいくつかある。
縁結びにご利益がある大国社には、大国主命(おおくにのぬしのみこと)の使いである狛ねずみが護ってはる。
御神酒を抱えていているのは長寿を、巻物は学問を表してるそうや。
火難除けの愛宕神社の前には狛鳶(とび)が、災難と厄除けの日吉社には狛猿。
日吉信仰では神の使いである猿を「神猿」と「まさる」呼んでたそうで、「魔が去る」または「勝る」の意味があるねんて。このお猿さんは三番叟を踊ってはる。
愛宕社と日吉社が一つ屋根の下に同居してはって、右に猿、左に鳶が置かれてる。鳶はなんでなんやろう。
参道のとこに狛犬が。古式にのっとって、右側のは「阿形(あぎょう)」で、口は開いてて、左側のは「吽形(うんぎょう)」で、1本の角があり口を閉じてはる。厳密には、角のない方のを「獅子」、角のある方を「狛犬」というそうや。犬っていうても、犬に似た想像上の獣のこと。
下鴨神社では、蹴鞠初め(けまりはじめ)をやってはった。
1時半から30分間は説明などがあって、蹴鞠は2時から始まった。
ものすごい人で、人の頭しか見えへんかってんけど、有料席の反対側にまわると、よう見えた。「アリ」「ヤア」「オウ」っていう掛け声も優雅な雰囲気。それぞれ意味があるみたいや。
鹿皮の鞠は蹴るとへこむので、何度も丸く直してはった。
1時間ほどやってはるんやけど、15分ぐらいで出てきた。
蹴鞠保存会
下鴨神社から、寺町通りをずっと歩いて下ってきた。地元の人に道を聞くと、歩くには遠すぎるからバスに乗りなさいってアドバイスされたんやけど、歩いたほうがおもしろい。
寺町には、名前のとおりお寺がぎょうさんある。
梨木神社(なしのきじんじゃ)には、京の3名水のうち唯一残る「染井の水」があって、水を汲む人が並んではった。
社務所の前には、羽子板と羽が置いてあって、「ご自由におつき下さい」って書いてあった。
かつての紫式部邸にある盧山寺(ろざんじ)もあった。
御池通りに近づくと、老舗のお店も増えてくる。
日本茶の専門店、一保堂(いっぽどう)さんでは、茶壷や茶箱のなかで、商いをしてはった。
喫茶室「嘉木」にも待ってる人が並んではった。
一保堂
三条から河原町通りに出て、いつも行く六曜社地下店へ。
タイミングよくすぐに入れたけど、ドーナツは売り切れ。ロールケーキと味噌味のパウンドケーキ、ミルクコーヒーにブレンドを注文。
京都の写真は、これでお仕舞い。
帰りの新幹線の車窓から、富士山がきれいに見えてた。
今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。
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