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めざせ!Asian Beauty  megのよくばりブログ

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2008年06月13日
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今日は、座りすぎておしりが痛くなった。
2時から国立劇場の公演記録鑑賞会で文楽の「玉藻前曦袂(たまものまえあさひのたもと)」を観てきた。
1982(昭和57)年8月に国立劇場で上演されたもの。
大序 天竺沙牟呂山(てんじくしゃむろざん)の段・同麓の段
初段 班足王御殿(はんぞくおうごてん)の段
二段目 妲妃入内(だっきじゅだい)の段・紂王御殿化粧殿(ちゅうおうごてんけわいでん)の段・楼門(ろうもん)の段
玉藻前(たまものまえ)が日本に渡ってくるまでのお話。
金毛九尾の狐が、天竺(インド)で鶴の恩返しの鶴の羽を織り込んだ織物を手に入れるところから話が始まる。
「仏法を破却し魔界となさん」という目的のために、いろんな時代、場所に絶世の美女と化けて現れる。
まずは、古代インドの班足王の妃、華陽夫人となって、王に殺生ばかりさせ、前夫人を射撃の的にしようとまでするが、あわやという時の獅子の出現で、狐の本性を暴かれ飛び去っていく。
次は、紀元前11世紀ごろの中国、殷(いん)の紂王(ちゅうおう)のところ。
王に嫁ぐため輿に乗っていた妲己(だっき)を殺して彼女に化け、紂王をそそのかして暴政を敷いた。
捕らわれた西伯文王の妻と子が赦免を願って来ると、目の前で子どもの臓腑を生きたまま取り出して西伯に差し出し、恭順の意志があるなら食べろと迫る。
こんなすごい場面始めてみた。
紂王と妲己は太公望にに討たれるんやけど、妲己の死骸から金毛九尾の狐が姿を現し、東の空へ飛び去っていく。
この続きが、あと2回分(4時間)もある。
飛んでいった狐が日本に渡り、絶世の美女・玉藻前に化け、鳥羽上皇をたぶらかすんやろうな。
歌舞伎の時より、文楽のほうがさらに人気で満席やった。ほとんどが年配の方やけど。
急いで、二本立ての映画館に移動。

ぜんぶ、フィデルのせい
1970年のパリが舞台。スペインの貴族階級出身で弁護士のパパ、ボルドーの資産家の娘で「マリ・クレール」の編集者でもあるママ、やんちゃな弟と何不自由ない生活を送っていた9歳のアンナ。
庭付きの立派な邸宅に住み、カトリックの名門小学校に通学、バカンスはボルドーで過ごし、キューバから亡命してきた家政婦さんに身のまわりの世話をしてもらうブルジョワ生活。
それが、スペインでフランコ独裁政権への反政府運動を行っていた伯父さんが亡くなり、残された伯母さんと従姉妹が一緒に暮らすことになってから、生活が変わっていく。
パパは国を捨ててきたことや1968年五月革命のときに運動に参加しなかった後ろめたさもあるのか、突然ママとともに社会主義をめざす大統領選挙で沸くチリに旅立ち、帰国するとひげをはやした「キョーサン主義者」へと変貌してた。
活動家となってしまった両親によってアンナの生活は激変する。
小さな家に引越し、家にはいつも同士がいて、節約生活、食事も質素に、それに大好きだった宗教の授業に出るのを両親に止められてしまう。
アンナはどうして今までの生活じゃいけないのか理解できず、ふくれっ面ばかり。このふくれっ面がとてもキュート、それにアンナが着ているお洋服がシンプルだけどどれもかわいいい。
ママが人工妊娠中絶の権利を求める運動に参加してるので「チューゼツ」や、家の中で飛び交う「ダンケツ(団結)」などの言葉も覚えていく。
保守的な子どもと左翼活動家になってしまった両親との対比がおもしろい。でも、アンナから問われる「ダンケツ」と「ヒトマネ」の違いや、富の配分、よく考えると私もわかんないかも。
カトリックの小学校で、柵から逃げた山羊が狼に食べられるのは罰だと教える先生に、自由を得た山羊は幸せだったかもしれないと主張するアンナ。
嫌がっていた生活だったけど、親やまわりとの葛藤のなかでアンナは自ら考え判断する力を身につけていく。
最後にはパパが応援していたチリのアジェンデ政権がクーデタで倒されて、ぎゅっとパパの手を握ってあげる。
タイトルにある「フィデル」は、キューバ革命のフィデル・カストロのこと。キューバから亡命してきた最初の家政婦さんが言ってた「ヒゲ面の革命家」の悪口からきてる。
とってもおもしろかったけど、DVDは出てないみたや。
ぜんぶ、フィデルのせい

ONCE ダブリンの街角で

アイルランド、ダブリンでストリートミュージシャンをやっているシンガーソングライターの男性とチェコから移民してきた女性が、音楽を通して心を通わせていくラブストーリーというか友情物語。
主演の二人はアイルランドの人気ロックバンドのギターリストとチェコの新鋭シンガーソングライターで、映画の中で流れる曲も二人の書き下ろしたものやそうや。
しみじみとする映画やった。アイルランドにも行ってみたい。
ONCE ダブリンの街角で

今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。

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最終更新日  2008年06月14日 13時16分19秒
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