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今日は、世田谷パブリックシアターで狂言を観てきた。 狂言劇場その伍 Bプロ 苞山伏(つとやまぶし) 使いの者:野村万之介 山人:高野和憲 山伏:深田博治 能楽囃子 笛:栗林祐輔 太鼓:観世元伯 狂言による『彦市ばなし』 彦市:野村萬斎 天狗の子:月崎晴夫 殿様:石田幸雄 能舞台が変わってる。舞台の上のほうに大きなしめ縄が飾ってあって、「苞山伏」では、舞台から「橋掛り」が左右と後ろの3本出てる。 それぞれから使いの者、山人、山伏が登場する。 苞(つと)という藁(わら)に包んだ山人のお弁当を黙って食べたのはだれかっていうお話。野村万之介さんの飄々とした佇まい、味があってよかった。 「彦市ばなし」になると、後ろに伸びていた「橋掛り」がなくなって、「鏡板」にあたるところはスクリーンになる。 木下順二作の「彦市ばなし」は天狗の子から隠れ蓑をだまし取ったウソつきの名人の彦市が、今度はお城の殿様から天狗の面と鯨の肉を手に入れるけど、最期は、彦市、殿さん、天狗の子が鉢合わせして・・・というお話。 熊本の八代弁で語ってくれはる。これは楽しくて、久しぶりに大笑いした。 天狗の子はかわいらしいし、殿様はあっけらかんとしてて、彦市はいかにも知恵がまわりそう。 鯨の肉も脂がのっておいしそうやったなあ。 この日は終了後、宗教哲学の鎌田東二さんと萬斎さんのポストトークがあった。 鎌田東二さんは最初に法螺貝を吹いてくれはった。次から次へと興味深い話が飛び出して、おもしろかった。 八咫烏(やたがらす)の子孫が鴨県主の「鴨(加茂・賀茂)」氏といわれていること、カラス天狗はインドのガルーダとも関係がありそうなこと、「狂言」が仏教用語の「狂言綺語」(きょうげんきぎょ)からきていること、法華経など大乗仏教は「狂言綺語」とみなされている面もあることなど。 語る力には、「うそ」と「まこと」の両方が必要という話に、なるほどと思うた。 鎌田東二オフィシャルサイト 今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
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旅をしたり、おいしいものを食べたり、きれいなものを観るのが好きです。 国内の都道府県はすべて訪れました。 海外はアジアを中心にまわっています。
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