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2009年01月14日
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今日は新国立劇場オペラパレスのバックステージツアーに参加してきた。
事前にネットで申し込む。参加費は500円。20人ほどが来てはった。「ツアー参加者タグ」のプレートを首から下げ、舞台を傷つけないように靴を白いスニーカーに履きかえる。
舞台の上から客席を撮る以外は撮影禁止などの注意事項を最初に説明された。
ホワイエから客席に入り、1階の中央ブロックの真ん中、一般的には一番ええといわれる席に座って舞台を眺める。
こんな席に座って観たことないけど、さすがに全体が見渡せる。その席がええかは、好みやそうで、歌手の息づかいまで感じたければ前のほう。音でいえば、4階も管楽器が直接ストーンとくる席やそうや。バルコニーも臨場感が味わえる。
説明してくれはるのは、営業部の小山さんと舞台からの客席。そのほかに舞台をやってはるトウさんも含め総勢5名でのご案内。
新国立劇場の特徴は、客席のイス、壁、天井すべてが木でできてることやそうや。そうするのは消防法の関係でむずかしいらしい。まるでバイオリンの中におるような音響効果がある。
舞台は「プロセニアム」といわれる額縁形式。舞台から1階客席最後列まで約30m。これは歌手から客席が見えて、心理的に歌いいやすい距離やそうや。
最前列前にあるオーケストラピットに移動。オーケストラピットは固定で、床面が上下に動いて深さを2.65mまで変えられる。
浅いと音が直接的で硬く、ワーグナーなどドイツものは深めにしてやわらかく聞こえるようにするんやそうや。この高さを決めるのは指揮者。
譜面灯の配線はすべて床に潜らせるようになってる。
指揮台の正面にはカメラが2台付けてあって、指揮者の動きが舞台の奥のからでも見られるように、モニター数台で映像が流れる。
2台あるのは、万が一のことを考えて2系統あるからやねんて。指揮者の譜面を照らすのは、高い天井にあるライトでこれも2系統備わってる。
次に下手側から楽屋へ移動。舞台に一番近い所にある部屋は男女それぞれの個室のトイレやった。緊急時対応やそうや。
その次に近いのが、指揮者の楽屋。個室の楽屋にはトイレ、シャワー、応接セット、窓があってビジネスホテルみたいやそうや。今は、舞台の最中で使うてはるから、中は見ることができへんかった。
楽屋Aは、シャープレス役の人、Bは蝶々夫人、Cはピンカートンやった。この順番決めるのも大変そうやな。
個室の楽屋で豪華なのは、大阪のいずみホールやシンフォニー、東京やとカザルスホールなんやて。
発声室が2つもあった。声の調子を整えるために、この発声室を使うのは日本人が多いそうや。外国の人は廊下を歩きながらや、個室の楽屋のドアをわざと開けたままで声を出しはることが多いねんて。
洗濯室、衣装室、メイク、かつら、救護室なども大きい。トレーナーという部屋は、バレエのマッサージに使うそうや。
伝言板のようなホワイトボードに、アンコールの登場のしかたや、合唱指揮の三澤さんの感想などが書かれてるのもおもしろかった。
楽屋は客席の下に当たる部分にぐるっと取り巻いてある。上手側舞台にやってきた。
オペラパレスには、主舞台の両袖と奥に舞台と同じぐらいの面積のスペースがあって、なんと舞台が4面もある。左右の舞台は2、3分で自動的にスライドさせることができて、場面転換が速やかにできる。このときは、次の公演「こうもり」の準備にも使われてた。
舞台のセットは木を使うことが多いそうや。軽くて、すばやくセッティングや回収ができるからやそうや。
いよいよ主舞台へ。想像してたより小さく感じた。1階2階の客席は、人の表情までわかるぐらいよう見える。居眠りしてるとばれてるんやなあ。
蝶々夫人の舞台は、演出の栗山さんがアメリカから支配されている世界をイメージしてつくりはったそうや。
舞台の上のほうに星条旗は扇風機はためかせてるねんて。
舞台の前方には、プロンプターボックスの開口部があった。ものすごく小さな座っただけできゅうきゅうの大きさ。紙吹雪が降ってきたりもするそうや。プロンプター経験者が舞台監督になっていったりするねんて。
奥舞台のさらに奥に組み立て場があって、外から搬入した舞台装置を組み立てる場所。その横のエレベーターで地下3階に降りると、そこは奈落。主舞台の真下にぽっかりと大きな空間が口を開けてる。
工事現場のような雰囲気で、一人では来たくないなあ。
バレエの公演用の床のパネルもあった。2畳ほどの大きさの板にウレタンの丸い緩衝材がかくさんついてる。その上にリノリウムのシートを敷くんやそうや。
衣装の早替わり用の移動式衣裳部屋のようなものもおもしろかった。
最後にまた客席に座って、記念のボールペンをもろて、アンケートを記入した。
1時間半の予定やったけど、少し延びた。それでも短かったぐらいや。
15日に「蝶々夫人」を観るのが、とっても楽しみ。
バックステージツアー
遅いお昼をパークハイアット東京のデリカテッセンで食べえた。
サンドイッチセットはローストビーフのサンドイッチやってんけど、作り置きでぃてたからかトマトのお汁が出てもひとつやった。
お隣の外人さんは、サンドイッチをナイフとフォークで食べてはった。私のように齧りつくんはお行儀が悪いんかなあ。
奥には、オリーブオイルとビネガーの試飲コーナーがあった。本物のバスサミコ酢はおいしいなあ。
新宿から横浜まで、湘南新宿ライン特別快速に乗ったら25分で着いてしもた。早いなあ。
そごう美術館でやってる「白洲次郎と白洲正子展」が目的。
私は白洲正子さんにずっとあこがれてる。そやけど、二人の住まいやった武相荘に行くのは抵抗がある。
そういうふうに見せられるのを、白洲さんが望んでいるようにはどうしても思えへん。
そやけど今回の展覧会では、白洲さんが愛用してはった麦藁手の食器や蹲(うずくまる)、法隆寺や中尊寺伝来の金剛鈴の実物を観ることができてうれしかった。
食卓が再現してあるのもおもしろかった。黒田辰秋さんのお重に入ったおせちや、ぐじの塩焼き、ラムの炭火焼、イチゴのショートケーキなど。
白洲次郎の残しはった言葉にも感心した。
「絶対の信頼は、信じられた側の負けに決まってる」
「一緒にいないこと。それが夫婦円満の秘訣だ」
「遺言書  一 葬式無用  一戒名無用」
しょうがないんやろうけど、信楽などの壺に活けた椿などが造花やったのも残念。どうせ造花なら薬師寺の紙のお花でも使いはったらええのになあ。
白洲次郎と白洲正子展

今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。

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最終更新日  2009年01月15日 23時38分36秒
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